3月30日に全国発売されたビアリー。
微アルコールという新しいジャンルの飲みものです。
アルコールは0.5%、178円くらいだったかと税抜きで。

ドライゼロのようにアルコール0%のノンアルだと100円くらいで買えるのに、微アルになっただけでビールに近い値段。そして新ジャンルや発泡酒よりも高い。
それだけに、販売前から期待していました。
アルコールを0.5%残すだけで、どれだけビールに近づけるのか、かなり興味があります。

個人的にはノンアルはビールは全然味が違います。同じ原料を使っても、ノンアルはどうしても酸味が出てしまい、ビールのような味わいは楽しめません。
ドイツ産の本格的なノンアルもビールと同じ200円くらいで売っていますが、どうしても酸味があるのです。麦の香りは楽しめるのですが、現在の技術ではまだビールとノンアルは別物と思えます。
100円で買えるノンアルと比べて、どれくらいビールに近い味わいになっているのでしょう。

原材料は麦芽とホップの他に、麦芽エキスとアサヒのビールに入っていることが多いスターチ・コーン・米です。
グラスに注ぎます。

泡はこんな感じ。ビールと同じです。香りもビールに近い気がします。

飲んだ感想ですが、ビールに近いです。
仕事終わりの喉が渇いている時に缶のまま飲んだら、スーパードライに近い味でした。
別の日にキンキンに冷やしてグラスで飲むと、さすがにスーパードライとは言えませんが、ビールに近い飲料といった気がしました。
そして酔いました、両日ともに。本当です。

あくまで個人的な感覚ですが、ビールを一本飲んだと同じくらい酔いました。
酔い方が少し違うのですが、ふわふわします。本なんかも読んでもみても、頭に入らないくらい酔いました。
表示上は0.5%のアルコール度数ですが、体感的にはもっと入っているのではないかと感じました。
カロリーゼロの飲み物を飲んでも痩せないのと同じように、数字上のものと体感的なものとは違う場合もあるので、そうした要素もあるのかと。

それにしても大分ビールに近い味です。
コーンやスターチ、米などの副原料が入っているので、スーパードライに近い味わいになっていますが、これから技術が進歩していけば、副原料なしで微アルができるのではないでしょうか。
世間ではノンアル市場が右肩上がりのようなので、キリンやサントリーでも微アルが出るのかもしれません。
お酒を控えめにしたい自分にとっては、副原料なしの微アルが出てくれると嬉しいところです。
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