
クラフトビールに興味を持つきっかけになったビール、黄桜酒造のラッキーマウス。
IPA(アイ・ピー・エー)というタイプのビールで、グレープフルーツのような柑橘系の香りがしてポップの苦味がしっかりと感じられるビールです。
IPAを簡単に説明すると、通常のビールよりも多くのポップを使っている、苦味や香りの強いビールです。大航海時代にイギリスが植民地であるインドにビールを運んだ際に、ビールが腐らないように大量のホップを入れのが始まりといわれています。
ホップの香りと苦みをしっかりと感じられるビールなので、ソーセージやピザ、ローストビーフや生ハム、スモークレバーなどとも合います。

値段は税込300円以内と、普段飲みで買える範囲の価格です。さすがに毎日何本も飲むには高いですが、IPAには400円台、500円台のものが珍しくないので、休日に飲むビールとしてはありがたい値段です。
日本酒を造る黄桜酒造が造っているだけあり、お米を使っていますが、お米を使うことでポップの苦味が増しているようです。ラベルのネズミの絵は2020年の干支を表したもので、年末年始の期間だけの販売となります。

個人的に思うこのビールの美味しさは、刺身に合うところです。刺身を食べた後にビールを飲むと、鉄の味がすることがあります。キーンとした、口の中に金属を入れているような味がすることがあり、刺身とビールは合わないことがよくあります。
ですが、ホップと苦みの効いたIPAのビールはそうした鉄の味を消してくれるので、刺身を食べながら美味しくビールを飲むことができます。
普段のビールに飽きた人は、IPAなどのラガービールとは違ったビールを飲んでみるのがおすすめです。
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