以前にドイツのフレンスブルガーを紹介した時に、飲んでみたいといったビール。
グロールシュ プレミアムラガー

普通に成城石井に売っていました。
アルコールは5%、容量は450ml、値段は529円(税抜)

1615年にオランダで誕生した世界最古のビールブランドの一つといわれている、グロールシュのビールです。
品質も評判がよく、王室御用達のビールとしても知られているそうです。
輸入元はアサヒビール。

栓抜きのいらない古典的な栓のスイングトップ・ボトルというタイプの瓶で、今ではなかなかお目にかかれないタイプのボトルです。
以前紹介した時フレンスブルガーもこのタイプでした。

栓を開けると、シュポンという音が鳴ります。

グラスの注ぐと、甘い香りがします。

泡立ちは普通。
まずは泡だけいただきます。
泡は美味しいです。
ピルスナーといった感じで。

飲んでみた第一印象はいまいち。
甘さがあります。
想像と違いなんだかな、と思いましたが、少し時間を置くと味が修正されていきます。
酸味と苦みが増え、甘みが減りました。

喉越しを求めるなら個人的はナシですが、ゆっくりのむならアリです。
にんにくの効いた油そばを食べながら飲んだら、爽快で苦みのあるピルスナーに変わりました。
濃い味付けのものと一緒に楽しむと美味しいのかと思います。
合わせる食べもので味が変わったり、ゆっくり飲むかグイっと飲むかで味が違うので、一概に美味しい・美味しくないとは言えないのがビールの面白いところでしょう。

酔っ払っている時に飲んだビールが美味しくまた買ってみたら、全然美味しくなかったということはよくありますし、美味しいと思っていたビールを酔っぱらっている時に飲んだら味気なくてつまらなかったということもあります。

赤ワインは空気に触れさせると一段と美味しくなったり、日本酒は開けてから一晩冷蔵庫に寝かせると更に美味しくなったりしますが、お酒は飲むシチュエーションや環境によって味が変わるので、いろいろな楽しみ方がありいいものです。
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