【福井】福井駅福福茶屋の竹田の油あげ定食と鯖のへしこ

福井県
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2022年3月に福井を旅した時に、福井駅の駅ビルにある福福茶屋で福井県のご当地の食をいただきました。

観光物産展の一角にあり、近くには福井の工芸品やお菓子などのお土産が売っています。

福井の地酒で知られる純米酒の梵(ぼん)も売っています。

大きな駅には気軽にリーズナブルにご当地の食を楽しめるこうしたお店があるので、助かります。

(接客は悪かったけど…、地方のお店はよくあります)

竹田の油あげ定食と鯖のへしこを注文しました。

若狭の新ブランドの養殖魚の、若狭まはたの漬け丼もあります。
ふくいサーモンもブランド魚のようです。

越前そばは出汁ろおろし大根をかけるぶっかけそばで、麺が硬くつゆが甘めで、荒削りのカツオ鰤がいいアクセントです。

ソースカツは薄くて箸で割け、甘めの独特のソースを使い、キャベツを付けないのが福井の特徴です。

個人的には甘みが強くご飯と一緒に食べるのはちょっと、といった感じでした。

厚揚げも福井らしい食べものです。浄土真宗の信仰が篤い福井では、報恩講で厚揚げが食されてきた歴史があります。
※報恩講:親鸞聖人の命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)に行われる法要

独特の食感で食べやすく、これだけでお腹が一杯になるくらいのボリュームです。

一度食べてみたかった鯖のへしこは、とにかくしょっぱいです。
日本酒のアテにいいですがこのままだと辛いので、お茶漬けにしました。

すると塩気が和らぎ独特の糠(ぬか)の旨味がして、美味しさが増しました。

へしこは塩漬けにした鯖に糠をまぶして寝かした保存食です。

ビタミンやミネラルの豊富な発酵食品で、糠床の乳酸菌で鯖のタンパク質がアミノ酸に変わり、旨味が出ています。

一年がかりで漬け込んでいるのだとか。

小浜では鯖が獲れ、また北陸や北海道の海産物が荷揚げされたので、魚の加工技術が発達しました。

そして、へしこをさらに麹漬けすることにより、鯖のなれずしを作り、ハレの日のご馳走にしました。

ささ漬けも有名で、三枚におろした鯛に塩と米酢で味付けした後(のち)笹の敷いた杉樽に詰めた保存食です。

【福井】若狭の名産 小鯛のささ漬け | 四季を気ままに (shikikimama.com)

一塩かけるのがどれも特徴で、魚が新鮮なうちに塩を振ることで腐る成分が抑えられ、旨味成分が出てきます。

他にも福井にはカレイや甘鯛、汐うに、羽二重餅、水ようかんといった特産品があります。

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