岐阜県大垣駅の近くにあるお蕎麦屋さん、駅前さらしな。
2022年の春、電車日本一周補完の旅の1日目に立ち寄りました。

大正8年創業の老舗で、お店の井戸水を料理に使い、そばやうどんは店主が手打ちで打っているお店です。
大垣らしいものを食べたいと思い、釜あげそばを頼みました。

大垣名水 釜揚げ地獄そば 1,580円。
柚子の香りがついた、舌触りの滑らかな蕎麦です。

本当は水そばを紹介したかったのですが、夏季限定メニューだったので温かい釜揚げそばにしました。
しかし、外はまだまだ寒い季節だったので、温かい釜揚げそばにして正解でした。

大垣は水の都として知られている湧水の多い土地です。
水まんじゅうが有名で、綺麗な地下水で育てたわさびも特産品として知られていて、わさび味噌やわさび漬、ドレッシングなどの加工品がお土産で人気のようです。
大垣の地元のお豆腐屋さんで作られている豆腐。
これも美味しかったです。
新鮮で大豆の香りが口の中に広がる逸品でした。
豆腐の上には昭和から受け継ぐ自家製味噌だれがのっています。

おそばのつゆは優しい味わいでしたが、つゆに付けずにそのまま食べても美味しかったです。
美味しい料理でした。
そば湯もいただけて満足です。

この辺りでは飛騨牛も有名で、飛騨牛ざるそばや飛騨牛御膳、肉そばが人気のようです。

個人的には、にしんそばや匠赤鶏の鳥吸い膳が気になりました。

料理によっては桝の使われているものがありますが、大垣は桝の産地としても知られています。

全国で生産されている桝の8割が大垣の地で作られています。
江戸時代、優良な木曽や東濃の檜(ヒノキ)の集積地だった大垣では、桝づくりが盛んに行われてきました。
大垣に来た際には、お土産に桝を買うのもおすすめです(この日はあいにく時間がなく、残念ながら買えませんでした…)。
通りを挟んで横には金蝶園(きんちょうえん)総本家があります。

夏になると涼を求めて水まんじゅうを買いにたくさんの人が訪れます。
金蝶園(きんちょうえん)は大垣城の近くにもあるので、お土産にもおすすめです。

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