今回はCOEDOビールの定番3品を紹介したいと思います。白-Shiro-という小麦を使ったヴァイツェンも、COEDOビールの定番商品ですが、白ビールは苦手なので、今回はこちらの3品で飲み比べをします。

左から、瑠璃 -Ruri-、伽羅 -Kyara-、毬花 -Marihana-。ビールの名前は、どれも日本の伝統色から名付けられています。

まずは瑠璃 -Ruri-

ビールのタイプはピルスナー、原材料は麦芽、ホップ、アルコール分5%。
ほのかにシトラスの香りがし、シャープな口当たり、苦みのしっかり残るビールです。爽やかな飲み口なので暑い夏にはおすすめのビールかと。香りと苦みのバランスが取れているので、飽きずに飲めます。
お次は伽羅 -Kyara-

ビールの種類はインディア・ペール・ラガー、原材料は麦芽、ホップ、アルコール分5.5%。
インディア・ペール(大量にホップを使ったビール)なのに、ラガー(下面発酵のビールで大手メーカーの国産ビールはこのタイプ)という、ちょっと変わったタイプに感じるビールです。普通はホップの香りが強いビールは、インディア・ペール・エール(上面発酵のビール)、いわゆるIPAというものが多いのですが、これはラガービールの部類です。
ラガービールならではの喉越しとシトラスのホップの香りを十分に楽しめる、飲み応えのあるビールです。飲み口は丸みがあり、少し甘みもあります。そして、スパイシーな味がします。少しピリッとした感じも。胡椒のようなスパイシーさが特徴で癖になります。
前に数回飲んだ時は特に美味しいとは思わなかったのですが、ある時突然、美味しいと思うようになりました。
そして最後に毬花 -Marihana-

ビールの種類はIPA、原材料は麦芽、ホップ、アルコール度数4.5%。
しっかりとしたシトラスの香りがする、口当たりがシャープなビールです。甘みも少しあり、香りや味は伽羅 -Kyara-と少し似ているところがあります。
飲み比べてみると、伽羅 -Kyara-の方が口当たりが柔らかく重く、アロマホップの香りが少ないといった感じです。
毬花 -Marihana-の方はすっと口に入り、ホップの香りが鼻を突き抜けるといった感じで、甘苦さがあります。アルコールは少ないのですが、飲み応えが十分あるビールです。
伽羅 -Kyara-や毬花 -Marihana-は香りが強いので、味の濃い料理や香辛料を使った料理にも合います。

柚子胡椒やもみじおろし、かんずり、スパイスやハーブとの相性もいいので、食事を美味しく楽しめるかと思います。個人的にはわさびにも合うと思うので、刺身にもおすすめのビールだと思います。
以上、COEDOビールの紹介でした。
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