今回は、前回紹介したベアードビールの定番商品2本を紹介したいと思います。
ビールの種類は、ペールエールとIPAです。
個人的にはラガーを飲みたかったのですが、近くのお店に売っていませんでした。
上記の3本と黒ビールのポーターを含めた4種類が、ベアードビールの定番商品で通年売っています。
まずはベアードビールの簡単な紹介を。

ベアードビール
2000年に英語教師だった米国人のベアード・ブライアン氏と、その妻のさゆり氏が静岡県沼津市につくったクラフトビールのブルワリー。創設当初はわずか30ℓのタンクしかなく「日本で一番小さな醸造所」と呼ばれたが、素材を活かすため最低限の加工しかしないビール造りは少しずつ認められ、その規模を次第に拡げていく。2014年には醸造所を沼津から伊豆の修善寺に移し、今ではクラフトビール好きなら知らない人はいない程の人気を得ている。
ペールエール 459円(税抜)

グラスに注ぐと、シトラスの香りがします。

飲んでみると、驚くことにIPAと同じ味がします。IPAといわれても分からないでしょう。
シトラスの柑橘系のホップの香りと苦みがあり、これは美味しいです。
麦の香りも後からしっかりして、香り豊かな飲み応えのあるビールです。
スルガベイ・インペリアルIPA 499円(税抜)

アルコールは8.5%と高くなります。

飲んでみると、系統は同じです。
こちらの方がホップのガツンとくる感じがあり、香り・苦味をより楽しめます。
甘みも増して、飲み口も重いです。
ただ、びっくりしたのが、アルコール臭さがほとんど感じられません。
通常8%~10%のアルコールの高いクラフトビールは、アルコールの臭さが鼻につきます。個人的にはこれが苦手なのですが、このビールにはそれが感じられません。
酔っているからアルコール臭さが感じられないのかもしれません。素面(しらふ)の時にもう一回飲んでみたいものです。
もし素面で飲んでもアルコール臭くなければ、相当レベルの高いビールなのではないでしょうか。
アルコールが高いのであまり期待していなかったのですが、美味しいビールでした。

そういえば、ベアードビールは無濾過なので瓶の底に酵母が沈殿します。

沈殿している酵母をグラスに注ぐと、かなり濃くなります。

栓を抜く時は一度軽く瓶を動かして、溜まった酵母を溶かすのを忘れないようにしたほうがいいです。

それにしても美味しいビールでした。
ブルワリーの中ではペールエールが一番有名らしいです。
普段とは違うビールを飲みたい人は、是非一度試してみるといいと思います。
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