寒い冬の美味しい食べものといえば、鮟鱇(あんこう)でしょう。
毎年この時期に鍋で楽しむ人も、多いのではないでしょうか。
一つの鍋で身を余すことなく味わえる鮟鱇鍋は、この時期に人気の冬の味覚です。
身だけでなく、肝に皮に胃に、卵巣にエラにヒレにと、7つの部位を一度に楽しめるのが、鮟鱇鍋の魅力です。
そんな鮟鱇鍋を食べてみたいところではありますが、今日は鍋ではなくあん肝をいただきます。

いただきものの鰻の白焼きと一緒に。
贅沢です。
味付けは、塩とポン酢。
塩はあん肝の本来の味わいを楽しめて、おすすめです。
濃厚な味わいはお酒のあてに最高です。
オーソドックスなポン酢も申し分なく、もったり感を和らげてくれます。
さすが海のフォアグラ。
二切れほど食べれば、満足です。
あまり食べるともったりしてしまいます。

鮟鱇鍋といえば、茨城県が有名です。
国内有数の産地として知られていますが、茨城県の中でも特に、北茨城市、日立市、ひたちなか市、大洗町、水戸市の5つの地域が鮟鱇鍋が盛んなようです。
例年3月頃まで食べられるので、青春18きっぷを使って茨城観光がてら食べてみたいのですが、今年はコロナの影響で難しそうです。
「東のあんこう、西のふぐ」といわれる冬の味覚を、是非とも本場茨城で食べてみたいものです。
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