微発砲の飲みごたえのある日本酒 油長酒造 風の森

奈良県
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今回紹介する日本酒は、奈良県のお酒、風の森 秋津穂657。油長酒造で造られているお酒です。

無濾過の生酒です。アルコール度数は17度。

酒屋の店員さんから「なかなか仕入れる機会がない」と聞いたので、買ってみました。

お酒本来の定価は1050円ですが、販売価格は2000円くらいしました。実際定価では変えることがほとんどなく、プレミアムがついてしまう類の地酒です。ネットで見てみると、在庫があれば定価で販売している所もありました。

炭酸ガスが溶け込んでいて、スパークリングワインのように栓を抜くとポンと音がします。

製造する時に超低温で長期発酵をすることで、日本酒にガスが発生するようです。

味の方は香りがよく、甘みのあるお酒です。酸味と甘みのバランスがよく、すいすい飲んでしまいます。アルコール度数が高いので酔いが回りやすく、飲んでいるうちに段々と重みを感じてきます。

炭酸は微発泡でほんの少し感じる程度です。鼻から抜ける香りもいいです。普通ならアルコール臭さを感じるのですが、甘いいい香りがします。

水だことサーモンをつまみにしましたが、重いお酒なので味の濃いものや脂の多いものとも合うのかと思います。

酔っ払って写真を撮るのを忘れたのですが(実は大抵飲んでいるうちに、まぁいいやという気分になって写真を撮らなくなるのですが…)、鰻の蒲焼を食べながら飲んだら美味しかったです。

ウニや白子、あん肝、豚の角煮やさばの味噌煮缶なんていいんじゃないでしょうか。シンプルに塩辛やチーズもいいですね。

美味しかったので酒蔵のホームページを覗いてみましたが、色々と面白いお酒を造っています。精米歩合80%の807シリーズという、酒米をあまり磨かないことでより複雑な味わいが出るように発酵させている日本酒がありました。日本酒は普通、米を磨けば磨くほど美味しくていい酒になり、精米歩合が65%のものよりも50%のものの方が値段が高くなります。しかし、あえて精米歩合を低くして独特の味わいがあるお酒を造っているのは、興味深いです。

また、ComeAgainという度数が14度の日本酒も気になりました。一般的な日本酒よりもアルコールが低く、それでいて微発砲が楽しめるお酒のようです。機会があったら飲んでみたいものです。

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