【立春】年に一度の縁起物 立春朝搾り 甲子

千葉県
スポンサーリンク

去年も紹介した立春朝搾り。今年も買ったので、紹介したいと思います。

今年も買ったのは千葉県の地酒、甲子(きのえね)。フルーティーな味わいを楽しめるお酒です。価格は税抜1,600円。

立春は暦の上では新年にあたり、この日から干支が改まります。

2021年は辛丑(かのとうし)。「辛」は草木が枯れ新しくなろうとしている状態、「丑」は種から芽が出ようとする状態を表していて、干支上では今年は新しいことが起こる年といえます。

ちなみに干支は60種類の組み合わせがあるので、「辛丑」という年は60年振りとなります。一通り60の干支が巡ってくると還暦というのも、これによります。

お酒の種類は生原酒。火入れを一切しないお酒なので、フレッシュな味わいとフルーティーな香りがしっかりします。

立春の日の早朝に搾ったばかりのお酒なので、その日に飲むなら限りなく新鮮なお酒で、「究極の新酒」ともいわれます。

蔵元の方だけでなく酒屋さんも手伝いに来て、総出で搾りあがったお酒を瓶詰してラベルを貼り、出荷作業を行います。

そして出荷の前には地元の神主さんがお祓いをして、お酒を造る人や届ける人、そして飲む人の無病息災や家内安全、商売繫盛を祈願します。そのため、縁起の良いお酒といわれます。

今年初めて知りましたが、立春朝搾りが始まったのは平成10年(1998年)で、意外と歴史は浅いです。当初は栃木県の酒蔵・開華と日本名門酒会とで共同で始まり、23年が経過した今年は全国44の蔵が参加しています。

瓶を裏から見ると、ラベルに大吉と。これも立春朝搾りならでは。

搾りたてのフレッシュなお酒なので、若干酸があり、飲むとシュワっとします。

ついでに、刺身は左から真鯛、しまあじ、サーモン、ほたて、かさご、きびなご、本鮪のほほ肉。かさごはコリコリとした食感が特徴で、塩とかぼすで食べるのもおすすのです。鮪のほほ肉は独特の味わいがあります。知り合いの魚屋さんにおすすめされました。

立春朝搾りは火入れ(殺菌)をしていないお酒なので、開封後は早めに飲むのがおすすめです。1週間は持つようですが、特徴である酸を楽しむのならその日のうちが翌日までに飲むのがいいのかと、個人的には思います。

ネット予約に対応している酒蔵もあるので、本来では近隣でしか出回らない地方のお酒を楽しむのも、いいのかなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました