【立春】究極の新酒 立春朝搾り 千葉の酒蔵飯沼本家の甲子立春朝搾り

千葉県
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立春の日に販売されるお酒、立春朝搾り。

究極の新酒といわれる、最高の、贅沢なお酒です。

節分の夜から一晩中もろみを搾り続け、暦の上では春を迎える立春の日の早朝に、搾り上がったばかりの生原酒を瓶詰して、近くの酒屋や販売店に卸す日本酒です。

朝できたばかりのお酒をその日に飲めるのですから、新鮮なのはいうまでもありません。一切の火入れをしていない生酒なので、フルーティな香りとコクのある味わいを楽しむことができる、何とも贅沢な日本酒です。本来では酒蔵でしから味わえない、搾りたての新鮮な原酒を立春の日に飲むことができるのです。

出荷作業の合間に近隣の神社の神主さんがお祓いをするので、縁起がよく、まさに新年(新春)を祝うのにぴったしの究極の新酒です。

そんな立春朝搾りの中から、千葉県の地酒・甲子(きのえね)を買ってきました。

千葉県の酒々井(しすい)の酒蔵で造られるお酒です。去年の夏に試飲する機会があり、飲んでみたら、吟醸香のあるフルーティでさっぱりとした味が個人的に好きだったので、甲子(きのえね)の出来立ての原酒も飲んでみたいと思い、これにしました。例年、新宿の小田急百貨店本館地下2階にある、オーソリティ小田急本店で販売されています。

味は、フルーティな吟醸香と酸味の効いた、個人的に美味しいと思える味です。生原酒ならではのコクとフレッシュな感じが楽しめるので、味わい深く、飲みごたえがあります。若干酸があり、シュワっとした飲み口も楽しめます。

値段も税抜1600円と、それほど高くもなく買いやすい価格です。火入れをしていない原酒なので、早めに飲むのがおすすめですが、冷蔵庫に入れて2週間くらいは持つようです。

レジで店員の方に教えてもらって知りましたが、ラベルの裏には大吉の文字が書かれています。「大吉」という漢字は立春に馴染みのある文字で、左右対象、裏から見ても同じ文字で、縁起がよいとされています(立春大吉についてはこちらに書いています)。

酒の肴にお豆腐を食べるのもいいようです。節分の日と立春の日の二日間に豆腐を食べる風習が、どこの地域か忘れましたが、昔から続いています。白い豆腐には邪気を払う霊力があるとされ、節分の日には体を清めるために、立春の日には清めた体に福を呼び込むために、豆腐を食べるとよいといわています。

日本の季節のイベントを調べていたら、立春朝搾りを知りました。日本名門酒会のホームページに立春朝搾りの種類や販売店が載っていますので、興味を持たれた方はそちらを見てみてください。

東京の酒蔵からは福生の酒蔵・石川酒造の多満自慢が造られていて、その販売店が載っています。また、千葉や栃木などの近隣の県の立春朝搾りの東京で扱っているお店を知ることもできます。

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