今回は東京の和菓子から、文明堂の三笠山のご紹介です。
知らなかったのですが、文明堂といえばカステラが有名ですが、三笠山も同じように有名らしいのです。

三笠山とはどら焼きのことです。
奈良県ではどら焼きのことを「三笠」というようです。
奈良では馴染みの深い若草山のことを三笠というのですが、その起源はは有名な和歌からきているのだそうです。
古今和歌集にある「天の原 ふりさけみれば春日なる 三笠の山にいでし月かも」という、有名な阿倍仲麻呂の歌が起源なのだそうです。
さて食べてみましょう。

中の餡も美味しいですが、生地も美味しいですね。
ふわっとした食感に、香りがよく甘みもしっかりしています。

餡も美味しく、粒たっぷりで歯ごたえがあり食べた感があります。
餡の甘みと香りもよく、美味しいどら焼きです。

小豆の中でも大粒の大納言、その中でも「あかね大納言」という天候に繊細で収穫量が少なく、香りとコクが抜群の小豆を使っているそうです。
「カステラは一番、電話は二番」でお馴染みの文明堂のどら焼きでしたが、予想以上の美味しさでした。
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