偕楽園梅まつりのお土産 水戸の梅とのし梅 

茨城県
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先日、青春18きっぷで水戸の偕楽園に行ってきました。水戸駅に隣接するエクセル南には、昔ながらのお土産から最近のスイーツまで、いろいろな種類のお菓子が売っていました。甘いものに限らず、納豆や調味料、お茶や日本酒など、色々なものが売っていて楽しくお土産を選べるお店でした。

今どきの美味しそうなスイーツが沢山売っていましたが、例えばお芋を使ったものとか、今回は昔ながらのものを買ってきました。

のし梅と水戸の梅のセットです。

水戸の梅は、白餡と求肥を紫蘇の葉で包んだお菓子です。味がしっかりしていて餡の甘さと紫蘇の葉の酸味が良い具合にマッチしています。

明治にできたものですが、徳川斉昭が作らせた紫蘇巻き梅干しを参考にしたお菓子なのだそうです。

のし梅は、梅肉ゼリーを竹の皮で包んだお菓子です。あまり味が濃くなく、さっぱりしています。

のし梅は、梅をすり潰し寒天に練りこんだものを薄くのして、乾燥させて竹皮で挟んだ山形県村山地方などの銘菓です。気付け薬や暑気除けとして食べたのが始まりとされる山県のお菓子ですが、梅の産地である茨城県の水戸や和歌山県などでも広がり、今では水戸銘菓として知られるようになっています。

偕楽園では、梅は観賞のためだけでなく、実用を兼ねて栽培されていました。梅には疲れた体を回復させるものとして、また唾液を分泌させることから喉の渇きを癒すものとして、戦国時代から重宝されてきた歴史があります。戦場や災害時の食中毒防止の役割も期待され、携帯食や携帯薬として、戦国時代から重要な戦略物資として用いられていました。

そんな歴史を少し感じられるお土産です。

ちなみに、湯飲みは弘道館にあるお土産屋で買ったものです。5年前に電車で日本一周をした時に買った笠間焼です。弘道館にある売店では笠間焼が良心的な値段で売られているので、器が好きな人にもおすすめです。

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