おすすめできない1日1食

体験談
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芸能人が実践していることで知られている1日1食。メディアのおかげで、ダイエットや健康法、アンチエイジングの有効な手段として広く知られていますが、芸能人だけでなく、有名経営者や文化人、スポーツ選手の中にも実践している人がいます。

今回は、1日1食について、自身で体験して感じたことを書いてみたいと思います。結論を先にいうと、個人的な意見としては、1日1食はおすすめできるものではありません。本を読んだりネットで調べてみると、いいことだらけのメリットしか感じられない1日1食ですが、体験してみたら、自分の生活には合いませんでした。今回はその理由を書いていきます。

きっかけ

1日1食に興味を持ったきっかけは、体質改善でした。食べる量を減らして、体にいい食材を選び、体を内側から綺麗にして、体重を落としていた時期がありました。その時に、ネットで1日1食を知り、図書館で本を読んでみたら、いいこと尽くめの凄い健康法だと思いました。

食事の回数を減らすことで胃腸を休ませることができ、そのおかげで体本来の機能が向上し、免疫力がついて、細胞が若返る。新陳代謝がよくなり体重が減り体が楽になり、頭もすっきりして集中力がつき、疲れ知らずの健康な体になる。と、そんなことが、幾つか読んでみた本に書かれていました。

第一線で活躍している芸能人や結果を出しているスポーツ選手、バリバリに働いている経営者が実践していることを考えてみると、確かに説得力があり、是非とも自分もやってみようと思いました。その時は既に、食事制限による体質改善ができていた頃で体が軽く、頭もクリアだったので、1日1食を実践すると現状よりもどれくらい体調が良くなるのか知りたいと思い、挑戦することにしました。

仕事はそれなりに体を動かす業種だったので、1日1食を続けるのは最初は難しかったのですが、1泊2日の断食合宿をやったら、難なく1日1食で大丈夫になりました(断食合宿については、こちら)。

やってみた結果

そんな訳で1日1食を実際にやってみましたが、2~3ヶ月で辞めました。それまでやっていた体質改善よりも効果が出ないばかりか、むしろ体の状態が悪くなったので、現状の自分の生活には合わないという結論に至りました。あくまで「自分の生活」にです。

自分の場合は、勤務中はよく歩き、重い物を持つこともあり、それなりに体を使う仕事をしていました。人と話すことも多く、時間に追われる仕事だったのですが、1日1食にしたら元気がなくなり、頭も働かず、仕事に支障が出始めました。デスクワークなら、また違った結果になったと思いますが、当時自分がやっていた仕事には向いていませんでした。

1日1食には様々なメリットがあるといわれていますが、それらが自分にとってはどれほど効果があったのか、一つずつ書いていきたいと思います。

体重は減るのか

まずは体の変化についてですが、体重は減りません。一時的には減りますが、それは筋肉が落ちて軽くなっただけなので、2カ月もすれば代謝が落ちてそれ以上は体重が落ちず、停滞します。

ダイエットを始めた頃なら面白いように下がり続けるのでしょうが、自分の場合は1日1食をする前から食事制限をして体重が減っていたので、食事の回数を1回にしても余分な脂肪は落ちませんでした。それよりか、大事な筋肉が落ちてしまい、新陳代謝が悪くなり、痩せにくい体になってしまいました。

筋肉は維持できるのか

予想に反して、筋力は落ちました。栄養が足りずに筋肉が細くなったというよりかは、体を動かさなくなったので筋肉が落ちたという感覚です。

食事を減らして空腹に慣れると、体が心地よくなり頭が落ち着きます。そうなると、がむしゃらに仕事をしようと思わなくなり、普段よりも力を抜いて無駄なことをしないようになるので、筋力が下がります。普段よりも動かない分、疲れが減り生活が楽になるので、体を動かさない癖がついてしまい、筋肉が落ちてしまうのだと思います。

そして筋肉が落ち切ってしまうと、当たり前ですが、体を動かすと疲れるようになります。仕事が楽になっていく一方の職場ならいいですが、大抵どこも繁忙期があるものです。そんな時は普段よりも体を使うことになりますが、筋肉が少なくなっているので以前よりも疲れてしまいます。

体が楽になるか

体が軽くなっても疲労が溜まるのであれば、体は楽になりません。余計なことはしないようにしようという省エネモードになってしまうので、のろまな感じにもなります。仕事が忙しくない時は疲れませんが、忙しいと1日1食を始めた時よりも疲れを感じるので、体が軽くなるという実感はありませんでした。

胃腸を休ませられるのか

大抵、1日1食は食事が1回だけなので好きなものを好きなだけ食べていいとされますが、それでは体に負担がかかります。自分でも予想外だったのが、いくらでも食べれてしまうことでした。ある程度食事制限もしていましたし、胃も小さくなっていたのですが、自分でも引くくらい大量に食べることができました。

お酒もガブガブ飲めます。なので当然翌日は体が重く、1日かけて正常な状態にする訳ですが、夜にまた食べ過ぎ飲み過ぎとなると、誰が見ても明らかにダイエットや体質改善には向いていません。

一度に大量の消化を胃腸にさせるのと、2度に分けるのとでは、後者の方がいいに決まっています。当たり前ですが、食べる量を決める必要があります。お酒も長酒にならないように時間を決めて飲む必要があります。

お酒を飲まないようにした期間もありますが、食事をいくらでも食べれてしまえるので、お酒を飲まなければ体が楽になるというものでもありませんでした。

肌が良くなるのか

これといって体感しませんでした。悪い物を食べればニキビは出ますし、お酒を飲み過ぎれば顔も赤くなります。食事制限や体質改善で肌がよくなりましたが、それが1日1食でさらによくなったとは思えませんでした。

空腹は頭の働きをよくするのか

次に、頭の回転や精神的なことについて書いてみます。頭の調子がよくなるのは確かです。雑念や欲求が頭からなくなるので、作業が捗ります。この辺りのことは断食体験で書いていますので、興味のある方は見てみてください。

ただ、同時に仕事を頑張ろうという欲求も減るので、作業効率が上がるのかといえばそうとも限りません。自分が本当に好きな仕事をしているのなら、かなりいいパフォーマンスを出せるのでしょうが、自分はそうではなかったので、手を抜くようになりました。

悟っているような感覚になるので(視点が変わるので)、必要ない仕事がみえ余計なことをしなくなります。自分がやらなくてもいい仕事は平気で下に振れるようにもなります。なので効率は非常に高くなります。

ただ、その空いた自分の時間を会社のために使おうとは思えません。自分に対しても、昇進したい、人によく思われたい、いい結果を出したい、という気持ちがなくなるので有効に使おうと思えません。仕事が早く終わっても帰れる職場でなかったので、結局は手を抜くだけでした。当然やりがいは減ります。

明るくなるのか

平和的になるので、ある意味明るくはなります。朗らかにも。ただエネルギッシュな感じはないので、元気ではありません。

集中力が増えるのか

半分そうで半分違います。長時間取り組めるのは確かです。雑念や欲求がないので、ずっと考え事や読書、調べ事をすることができます。しかし一方で、スピードが落ちていいるのも実感します。文字を追うスピードも会話のスピードも以前よりも低下してしまったので、質が下がっているともいえて、パフォーマンスが上がったとは思えませんでした。

まとめ やってみた感想

以上、1日1食をやってみて感じた体と気持ちの変化を書いてみました。自分にとって、1日1食はデメリットしかありませんでした。自分の生活に合わなかったのが一番の原因かと思います。

職場ではある程度体を動かさねばなりませんでしたし、夕方までに仕事を終えて帰宅し、ゆっくり食事をとることができませんでした。1日1食の生活にするのなら、夕方にしっかり食べる生活がいいのでしょうが、仕事柄、家に帰って晩御飯を食べるのは夜の10時でした。食べて数時間したら翌日に備えて寝なければならない生活パターンだったので、1日1食の効果が現れる生活ではなかったともいえます。

自分の生活では、食事の回数を2回にして体にいい食べものを食べ、量を抑えて節制したほうが、体も気持ちもいい状態になります。体質改善やダイエットを考えている人は、その方がいいのかと思います。特に自分一人で食事をする人ならいいですが、家族や恋人、職場の人や友人・知人と食事を付き合うのなら、1日1食の食生活はかなり無理があります。

また、1日1食を実践している人の例をネットで見ると、完全に1食を実践している人よりも、1食プラスアルファ何かをつまむという人の方が多いように感じられます。自分のような体を動かす仕事をしている場合は、完全な1日1食よりも、ナッツを食べるなどの体にいい間食を入れたり、野菜ジュースを飲むなどの食生活の方が、体にいいのではないかと思います。

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