皆さんは休日をどのようにお過ごしでしょうか。ストレスを発散したり、疲れを癒したり、何かを学んだりと、いろいろな過ごし方があると思います。どのように過ごすにせよ、次の日から始まる仕事に備えて有意義に過ごすのではないでしょうか。
翌日からしっかり働くには、十分な静養やリフレッシュが必要です。より精力的に仕事をして毎日を充実したものにするには、休日は欠かせないものであり、有意義に過ごしたいものです。
今回は休日の過ごし方について書いてみたいと思います。休日を無駄にしてしまう、マンネリ化して休んだ気がしない、物足りないと思うことがあれば、有意義な休日を過ごせるよう参考にしてみてください。外に出るパターンと部屋で過ごすパターンのそれぞれ書いています。今回は部屋で過ごすパターンです。
映画を観る

休日の過ごし方で人気のあるものといえば、映画でしょう。手軽に楽しめて、笑ったり、泣いたり、感動したり、考えさせたりと、充実した時間を過ごすことができます。名作といわれる作品や、好きなジャンルの映画を数本借りてきて、休日に自宅でゆっくり鑑賞するのも贅沢でいいです。
印象的な映画は記憶に残りますし、感銘を受けた映画は何度も観て楽しめます。若い時に観た映画は年を取ってから観ると、また別の見方ができて面白いものです。そんな自分にとっての名作を探し、増やしていくのも、映画の楽しみ方の一つなのではないでしょうか。
動画を観る

無料の動画サイトといえばYoutubeが一番有名ですが、YouTubeでは様々な動画を楽しめるようになりました。ハウツーといった普段の生活に役に立つものから、ガジェットのレビュー、やる気を起こさせてくれる偉人の伝記やスピーチ、名言、感動させてくれるものや涙の出るもの、教養を身につけさせてくれるもの、視野を広げてくれるもの、思わず感心してしまう神動画、そしてただただ笑えるおバカ動画と、幅広くいろいろなものを観ることができます。
映画よりも動画の時間が短いので気軽に観ることができますし、時間の節約にもなります。映画より疲れませんし、手軽に知識を増やしたり、視野を広げることができます。パソコンなどの機器のレビューやキャンプ動画など、これから買おうと思っている物や始めようとしている趣味の参考になるものも、YouTubeのいいところです。
本を読む

知識を増やしたかったり、視野を広げたいのなら、読書もおすすめです。自分の知らないことを知れて、いいアイデアをもらえ、悩みが解決したりと、読書はいいことずくめです。感動したり考えさせられたりと、リフレッシュや頭の体操にもなります。
読書には様々なメリットがあり、集中力がつく、記憶力がよくなる、頭の回転(処理能力)がよくなる、語彙が増えるなどの効果もあります。また、本を読むことで疲れが取れる、リラックスできるという効果も研究で証明されています。本を読むことで脳がいい状態になるので、読書はおすすめです。
小説は娯楽に過ぎないという意見もありますが、小説には想像力を増やしたり、追体験をすることで人の気持ちを理解できるようになったり、感動したり涙を流したりしてストレスを発散するといった効果もありますので、休日に手に取ってみてはどうかと思います。
音楽を聴く

好きな音楽を聴いていい気分になったり、ストレスを発散するのも休日にはいいでしょう。明るい曲を聴いて元気になったり前向きになるのもいいですし、落ち着いた曲を聴いてリラックスしたり不安やストレス、心配事を和らげるのもいいでしょう。
音楽は耳から脳にダイレクトに入ってくるので、気持へに大きく影響します。気を失った人が意識を取り戻す時は、目よりも耳が先に機能するといわれています。聴覚は大脳辺縁系に直結しているので、感情に直接訴えかけることができるのです。
心の整理をしたいときや疲れているとき、やる気のでないときは、家でのんびり音楽を聴くのがおすすめです。何を聞けばいいのかと迷ったら、昔から多くの人たちに愛されているクラシックがいいでしょう。また最近では自然の音を流す動画がYouTubeに沢山あるのでそうしたものもいいのかと思います。川のせせらぎや雨の音、波の音など、聴いていると自然の中にいるような感覚を覚えて癒されます。
勉強する

休日を自己投資に充てることができるのなら、有意義なこと間違いありません。貴重な休日だからこそ、将来自分のためになる勉強に費やしたいものです。資格を取るために勉強するのもいいですし、興味のあることを学ぶのもいいです。本を読み動画を観て知識を増やすことも勉強です。
また、資格の取得を目指している人は、休日を調整日にしてみるのもいいのではないでしょうか。休日にまとめて勉強するのもいいですが、毎日できるだけ勉強するようにして、休日は調整日にするのもいいのではないかと思います。1週間で遅れた分を取り戻したり、余裕があれば弱点を補強したり、調べ事をしたりと、試験を受ける人は調整日があると計画的に勉強をすることができるようになります。
「予定のない日」「何もやることのない日」を調整日として設けておくことで、モチベーションを維持することができます。借金が増えてやる気がなくなることがありませんし、思いっきり遊んだり気分転換をすることができますし、精神的なゆとりを持つことができます。
計画を立てる

個人的におすすめなのが、将来の計画を立てることです。将来自分がどんな生活をしているか、どのような仕事をしているか考えたり、それに向けてやるべきことを決めると、気持ちが前向きになります。旅行の行先を決めたり、何か新しい趣味を始めるのもいいのかと思います。
将来楽しみなことが増えれば毎日の仕事を頑張れますし、楽しくなります。特におすすめなのは、「自分を変える計画を立てる」ことです。禁煙や禁酒、ダイエットなど生活を向上させるものや、資格の取得や習い事、読書などキャリアアップにつながることを計画してみてはいかがでしょうか。
もしうまく行かなかったとしても、新しいことをしてみた、挑戦してみた、という経験が得られます。ダメなら他のやり方でやってみればいいですし、新しいことに挑戦することはいい刺激になり、気持ちが若々しくなります。新しいことを始めるには、そんな精神的なメリットもあります。
日記を書く

日記にもそれなりの効用があるかと思います。1週間の出来事や考えたこと、迷ったり悩んでいることを書くことで、客観的に物事をとらえることができます。気持ちや思考を整理することができ、課題や解決法を考えることもできます。
日記に書かずとも普段頭の中で考えられる人には日記は必要ないのでしょうが、頭の中を整理したり問題点を見つける際に、紙に書きだすことはそれなりに効果があります。新しいアイデアや気づきが得られることもありますし。少なくとも日記を書くことで、アウトプットの練習にはなります。
掃除をする

掃除は家の中を清潔にして衛生的な生活環境をつくるメリットがありますが、掃除には精神的なメリットもあります。掃除をすることで頭がスッキリしますし、充実感も得られます。また前向きな気持ちにもなれます。
また健康的なメリットもあります。ずっと机に座っていたりベッドで寝っ転がっているより、体を動かすので歩くのと同様の効果が得られます。脳の活性化にもいいので、外で歩かない人は休日に少しでも掃除や片づけの時間を増やすと健康的です。
ぼうっとする

ぼうっとしているのは一見無意味な時間に思えますが、脳にとって有益な時間であることが知られています。ぼうっとしている時、脳は休んでいるのではなく、情報を整理するという高度な活動をしているともいわれています。
目や耳から止めどなく入ってくる情報を脳で処理し整理することで、偏って使われてた脳をニュートラルに戻すことができるのです。ぼうっとすることで、脳が正常に働くようになり、ストレス解消、能率アップ、記憶力アップなど、様々な効果が得られることが知られています。
お風呂に入る

毎日お風呂に入るのが習慣となっている人は少ないのかもしれません。忙しくてお風呂にゆっくり浸かる時間がない人が大半だと思います。そうした人は週に1度は湯船に浸かりましょう。お風呂に浸かることで身体が温まり調子がよくなります。特に腸を温めることは体にいいことが知られています。
ぬる目のお湯にゆっくりと浸かれば血液やリンパの流れが良くなり、冷えてコリ固まっていた体がほぐれていきます。全身に血液が行き届くことで、疲れもなくなります。また、浮力で腰や関節にかかる負荷が減るので、腰痛や関節痛にもいいとされています。休日だからこそ、しっかりと体のメンテを心がけたいものです。メンテという意味ではストレッチや適度な筋トレもいいですね。
ぐうたらする

たまには、ぐうたらするものいいのかと思います。たまには、ですが。どうしてもやりたくない仕事をしないといけないことも、人生あるのかと思います。気持の整理がつかないことも。そんな仕事はやらないに越したことはないのですが、人生そうもいかないものです。
そんな時は、何も考えず1日ぐうたらするのもありなのではないでしょうか。それで翌日すっきりとして切り替えられるのなら、やる価値はあります。やりたくないことを無理して続けていると、脳は思考停止をして、何も考えないようしたり、やる気をなくしたり、眠くなるようにするものですが、ぐうたらすることでリセットできるのなら、やる効果はあります。
まとめ
以上、休日の有意義な過ごし方を書いてみました。外に出る方がリフレッシュにはよく、知らない場所を歩いたり、体を動かしたり、人と話す方がいいのですが、天気の悪い日は家で大人しくしている方がいいです。スマホやタブレット端末、パソコンが一つあればいろいろなことができるので、自分にとって有意義なことに時間を使うのがいいのかと思います。
どのように過ごすにせよ、能動的に前向きに体と心を休ませたいものです。
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