大人の嗜み 日本酒の味を覚えるにはどうしたらいいか

体験談
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これまで日本酒は不味いものだと思っていた人が、美味しい日本酒を飲むと、「日本酒ってこんなに美味しいものだったんだ」と感動することがあります。僕自身も以前、仕事の必要性から、いい値段のする日本酒や、知人から勧められた日本酒を飲んだ時に、想像以上の美味しさに感動したことがあります。おかげで今では、テレビや雑誌で日本酒が日本が誇れる食文化であり、海外から人気があると見聞きしても、その通りだと頷けるようになりました。

今回は、自身の体験から、これから日本酒を覚えたい人に向けて、どのようにして日本酒を覚えたらいいのか、簡単に書いてみたいと思います。日本酒を飲み比べする時に抑えておいた方がいいことや、飲み比べにおすすめの場所を紹介していきます。仕事柄、日本酒の勉強をする必要がある方も参考にしてみてください。

最低限押さえておくこと

日本酒のことを知りたいのなら、まず飲み比べてみましょう。日本酒は、同じ銘柄でも製造方法によって味が違うので、異なる種類のものを飲み比べてみることが、日本酒を知る一番の近道です。

あまりの美味しさに感動した日本酒も、20代の若い頃に安居酒屋で飲んだ不味い日本酒も、同じ日本ですが造り方が違います。下の写真にあるように、日本酒で有名な八海山は、製造方法によって色々な種類があります。

日本酒には、純米大吟醸、純米吟醸、大吟醸、純米、本醸造といった種類があります。造り方の違いによって、味や香り、値段が違います。大抵「これは美味しい!」と思うのは純米大吟醸で、安居酒屋で出る酒臭いものが本醸造系の醸造酒と呼ばれるものです。

始めは種類を覚えるのが大変なので、純米系本醸造系吟醸系の3つを押さえればいいのかと思います。最初は、この3つの味や香りがどう違うのか注意して飲み比べてみて、それぞれのタイプを自分なりに感じとれればいいのかと。

大雑把に説明すると、純米系は米と米麹のみで造られているお酒、本醸造系は醸造アルコールが添加されてお酒、吟醸系は吟醸香といういい香りのするお酒です。きちんとした分類はこちらに書いているので、併せて読んでみてください。

実際に外で利き酒をしてみる

両国江戸NOREN内にある東京商店

日本酒の違いを知るには、先ほど挙げた3つのタイプの飲み比べてみるのが近道と書きましたが、都内には日本酒の利き酒ができるお店が結構あります。お猪口で飲むお店がほとんどで、一口、二口で飲み切れるので、飲み比べがしやすいかと思います。

ということで、個人的におすすめの場所を3つ挙げておきます。ついでに上の写真は、両国にある江戸NOREN内の東京商店の利き酒マシンです。東京都内の酒蔵のお酒を楽しめます(10蔵の酒蔵のお酒を、1杯300円くらいで試飲できます)。

日本の酒情報館

まずおすすめの場所は、虎ノ門にある日本の酒情報館です。ホームページはこちら

良心的な値段で様々な種類の日本酒を試飲することができます。種類によって値段は異なりますが、30mlで100円~300円、60mlで200円~500円で試せます。

種類も豊富で、純米大吟醸・大吟醸・純米吟醸・純米・本醸造・普通酒・生酒・にごり・スパークリング・熟成古酒・樽酒・貴醸酒・甘酒、そして季節によってはひやおろしまでも、試飲することができます。

焼酎の試飲もできるのですが、こういう所は都内でもなかなかありません。焼酎は米・麦・芋・黒糖・泡盛・蕎麦・緑茶を試飲でき、30mlで100円~300円となります。

梅酒などのリキュールも30mlで100円と、試せます。以前あった、みりんがなくなったのは残念ですが、おすすめの施設です。

平日のみの営業(10:00~18:00)ですが、昼間も試飲できます。仕事柄お酒を覚える必要があり、以前利用しましたが、店内は静かでいい雰囲気で居心地のいい場所です。一人でも気にならないので、日本酒や焼酎を勉強したい人は利用してみてください。

KURAND SAKE MARKET

2軒目は、KURAND SAKE MARKETです。新宿・池袋・秋葉原にあります(コロナの影響で営業してない場合もあり)。ホームページはこちらです。

セルフタイプで、店内にある日本酒約100種類を飲み比べできるお店です。会計後に好きな酒器を3つ選び、冷蔵庫に入っている好きな日本酒を取って飲み比べをすることができます。

30分で ¥1,000(税別)、90分で ¥2,000(税別)、 17:00~22:00(21:45LO) の間の時間無制限で¥3,000(税別)というプランがあります。土日祝は昼飲みプランがあり、12:00〜16:00(15:30LO) ¥2,000(税別)で飲み放題となります。

飲みものは、ビール・サワー・梅酒果実酒・焼酎・ソフトドリンクもあり、 店内で簡単なつまみが売っていますし、電子レンジ・お皿・お箸・フォーク・スプーン・お醤油などの調味料・まな板・包丁も利用できるようです。

恐らく店内は賑やかで一人で入店するのは厳しいですが、料理やつまみの持ち込みができ、デリバリーを頼むことができ、また前払い制なので途中入退店もOKですので2人以上で行くなら安くお酒を覚えることができます。

LITTLE SAKE SQUARE

3件目は、LITTLE SAKE SQUAREです。錦糸町から歩いて1分の距離です。ホームページはこちら

営業時間内、平日の17:30〜23:00(LO22:00)は3300円(税込)で、日本酒80銘柄を冷蔵庫から自由に注いで飲み比べができます。土日祝は昼の部が12:00〜17:00(LO16:00)、 夜の部が18:00〜3:00(LO22:00)です。

ホームページを見ると、十四代、鍋島、田酒、鳳凰美田など、日本酒好きなら一度は飲んでみたいお酒を入荷することもあるようです。入手困難な日本酒を飲むことができる場所です。

こちらも前払制で持込・出前・外出すべて自由です。

家で飲み比べてみる

家の近くに小瓶の日本酒を多く扱っているスーパーや高級スーパーがある人は、買ってきて家でも飲み比べができます。リカーショップやお酒専門店で日本酒の小瓶を置いてあるお店もおすすめです。

1合瓶があれば容量は180mlなのでいうことなしですが、売られているのは300mlサイズのものが多いのかと思います。大抵スーパーに置いてあるサイズは1升瓶(1.8L)か四合瓶(720ml)ですが、四合瓶(しごうびん)は多過ぎます。

1合瓶や300mlサイズの瓶であれば、飲むのにそれほど苦労しませんし、飲んでみて口に合わなくても料理酒として使えます。余ったものは混ぜて一つの瓶にしてしまえば、場所を取りませんし、冷蔵庫に入れておけば捨てる必要もありません。小瓶で売っているタイプの日本酒は大抵熱処理をしているので、味の劣化はあれど本来賞味期限はないものです。加熱する料理に使う場合は古い日本酒でも問題ないので、捨てずに料理酒にしましょう。

ただ、大抵の場合は同じ銘柄の日本酒が大吟醸・純米・本醸造と3種類置いてあることはないので、銘柄の違うお酒を選ぶことになります。違う酒蔵のお酒を飲み比べるので、製造方法による味の違いを細かく判別することができないので、その点、注意が必要です。

3種類の日本酒を買う時は、大吟醸(できれば純米大吟醸)純米本醸造(醸造酒)を飲み比べてみましょう。ついでに写真の獺祭は、すべて純米大吟醸です。獺祭は純米大吟醸しか造らないことで有名ですが、ですのでフルーティで美味しいと沢山の人から人気があります。こちらの記事もどうぞ。

本を読んで覚える

仕事柄、基本的なことを押さえておきたい人は、日本酒辞典を買うのがおすすめです。ナツメ社の日本酒完全バイブルが分かりやすくていい本でした。現在では最新版が出ているようです。

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製造方法の違いから細かな種類まで詳しい解説がされていて、酒米の違いやお酒の温度、酒器によって味わいが変わることも理解することができます。僕自身も仕事の必要性から買いましたが、1冊あるとその都度気になることを調べて頭に入れることができるので、仕事柄日本酒を覚える必要のある人はこうしたものを持っておくとよいかと思います。

まとめ

以上、簡単ではありますが、日本酒の覚え方を書いてみました。とにかく、日本酒の興味を覚えたら、できるだけ外で飲むのがおすすめです。知らない銘柄を知る機会が多くなりますし、グラス、桝、陶器といろいろな酒器で味わう機会が増えます。日本酒は繊細でちょっとした温度や酒器で味が変化するので、そうしたことも外で体験するのがいいのかと思います。

また、是非とも季節の日本酒やそれほど知られていない製造のものも試してみて欲しいものです。毎年立春には初搾りの日本酒が出回りますし、秋にはひやおろしが出ます。熱処理していない生原酒や古酒、昔ながらの製法で造られた日本酒など、いろいろなものがあるので、それだけ楽しみ方が広がります。

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