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【電車日本一周】日本一周で電車を手段にした理由と、電車旅のメリット・デメリット

日本一周まとめ
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日本一周をする人の移動手段で、いちばん多いのは自転車。
次いでバイクが続き、そのあとに車が来る。

ChatGPTによれば、
ネット上で記録を公開している日本一周経験者をざっくり100人と仮定した場合、
自転車が約30人、バイクが20〜25人、車が20〜25人、公共交通機関が10人、徒歩が5人、ヒッチハイクが3〜5人
という分布になる。

移動手段 割合(%)100人中の人数感
自転車30% 30人
バイク 20〜25% 20〜25人
車・車中泊 20〜25% 20〜25人
公共交通機関
(電車・バス・フェリー)
10%前後 10人
徒歩 5% 5人
ヒッチハイク 3〜5% 3〜5人

つまり、電車で日本一周する人はかなり少数派。
確かに、電車は「費用が高い」「自由度が低い」などの理由から、日本一周の手段としては選ばれない。
それは納得できる。

日本一周は長旅だから、移動手段で旅そのものが大きく変わる。
そんな中で、なぜ僕は電車を選んだのか。
今回はその理由と経緯、そして実際に旅をして感じた電車旅のメリット・デメリットを書いてみたい。

いつものことだが、うまくまとまらず文章が長くなってしまった。
気になるところだけ、目次から拾って読んでいただけたら嬉しい。

旅の移動手段に電車を選んだ理由

※長いので、時間がなければメリット・デメリットだけ読んでください。

旅の動機でも書いたように、僕は当初、自転車で日本一周するつもりだった。
半年ほどかけて海岸線を時計回りに走り、道の駅やキャンプ場、ライダーハウスに泊まりながら旅をする。
そんな計画を立てていた。

自転車旅の魅力は、やはり「自分の力で旅をする」という点だ。
汗をかき、ペダルを回し、ご飯を作り、テントを張って眠る。
大変だからこそ充実感があり、達成感はひとしおだろう。
やりがいの薄い仕事に追われていた当時、まずそこに惹かれた。

もうひとつの魅力は、「景色を自分の足で取りに行く」という旅のスタイルだ。
電車やバスでは行きづらい海や山、渓流、鍾乳洞も、時間さえかければ、ほとんどタダで見に行ける。

仕事に疲れて、充電がてら1年くらい旅にでも出ようかと考えた時に、自転車で日本一周をしている人のブログを発見した。
旅をしている人のブログを読んでいたら、自転車で日本を旅する人が、毎年結構いることを知り、いくつかのサイトを毎日見ていた。

2013年だったか、この頃の自転車日本一周のブログは個性的な人が多く、とても面白かった。
今でもたまに見るが、何度見ても面白い。

その影響もあり、「自分もやってみよう」と決意した。
職場には退職の意志を伝え、準備を始めた。

ところが、予想外のことが重なり、すんなり辞めることができず、気づけば1年半も同じ仕事を続けていた。
もしあの時、辞められていたら、たぶん僕は自転車旅をしていたと思う。

仕事を辞めそびれたことで、旅について考える時間が増えた。
そして次第に、「電車旅もいいかもしれない」と思うようになった。

子供の頃、青春18きっぷで電車旅をするのが夢だったこと
2015年当時、電車で日本一周する人のブログはほとんどなかったこと

それも旅の動機となり、「どうせ旅をするなら、少し変わった方法でやるのも悪くない」と思った。
仕事を余計に1年半続けたおかげで、旅の資金にも余裕ができていた。

日本一周の旅では、どの移動手段を使っても、自分が見たいものすべてを見ることはできない。
行きたい場所すべてに行けない。
例えば、全国の有名な花火大会に参加することは、日程上不可能だ。

旅の目的を決めて、やりたいことを一つに絞らざるを得ない。
僕は、「自分の生まれた日本のことをもっと知りたい」と思うようになり、旅の目的をそれにした。
その土地の歴史や文化を知りたいと思い、博物館や資料館にできる限り行くことにした。
その場合、電車の方が都合がよかった。

新しく知ったこと、調べたいと思ったことをメモにしたい
まとめて、後で読み返したい
関連する内容の本も旅の合間に読みたい

そう思った時、電車は移動手段として最適だった。
電車で旅をしたのには、そういった理由もあった。

メリット

次に、実際旅をしてみて感じた、電車で旅をすることのメリットとデメリットを書いてみたい。

旅中のメリット

身軽

まず一つ目は、身軽なこと。
電車で旅をして良かったと、何度も思った。
移動が楽

リュック一つあればどこにでも行け、そのリュックも駅のコインロッカーに預ければ、さらに身軽になる。
バイクや自転車なら、積んでいる荷物が盗まれないか気になるが、電車旅ならその心配がない。

2022年に日本一周の続き(29日間の旅)をした時は、リュックサック一つで十分だった。
3日に1度、洗濯をする日にビジホに泊まれば、着替えは少なくていい。
お土産など、買った物はゆうパックで送れば、荷物は増えない。
リュック一つで長旅ができる。

旅を中断するリスクが少ない

二つ目は、旅を中断したり、最悪旅を断念せざるを得ない状況を、極力避けられる、という点だ。
バイクならエンジントラブルやガス欠、オイル漏れなどで旅が中断する恐れがある。
自転車なら、スポークが折れたりキャリアやブレーキが故障したり、消耗することがあり得る。
事故や転倒の恐れが常にあるし、人気のない場所で故障する可能性もある。

その心配がないところが、電車で移動する場合のメリットでもある。
精神的に気楽で、これは体感として大きい。

体力を消費しない

三つ目のメリットは、移動に体力を使わないこと。
実際に旅をして驚いたが、車内は快適だった。
地方でも車内は冷房が効いていて、涼しい。
夏休み期間は学生が少なく、うるさくもない。
(お盆休みの期間や土日の週末は混雑するが)

涼しい所で体を休めることができ、体力を消耗しないだけでなく、温存したり、回復することもできる。
長旅には非常に重要なことだと実感した。

自転車やバイクだと、体力を消耗する。
バイクは風が体に当たるので、予想以上に疲れるらしい。

移動中に、眠気や疲れで事故を起こす心配もない。
晴れた日に強い日射しを受けることもないし、雨風に当たって移動することもない。
心配性の自分には、これは安心できるものだった。

移動時間を有意義に使える

移動時間が自由な時間になる。
これは電車で移動するメリットの中でも、いちばんと言っていいほど、大きい。

僕の場合は、旅のスケジュールをタイトにしてしまったので、予定の確認に追われてあまり時間がなかったが、そうでなければ、時間を作ることができる。
旅の行程をキツキツにしなければ、かなり時間を作ることができる。
旅の大半は移動時間だから、電車移動が多い日は、それだけ時間ができる。

疲れていたら睡眠に充てられるし、日記を書いたり気になることをメモしておくこともできる。
本を読んだり、音楽を聴くこともできる。
何なら、ご飯を済ませたり、お酒を飲んでくつろぐこともできる(抵抗がなければ、だが)。

移動しながら、やりたいことができる。
二つのタスクを、同時に行うことができる。
旅に慣れていくうちに、次第に移動時間を有効に使えるようになる。
東北や北海道での旅では、かなり車内での時間を作ることができた。

おかげで旅の最中に、日記やメモを残すことができた。
自転車やバイクだと運転があるので、そうはいかない。

移動期間が少なくて済む=お金がかからない

電車の旅は、旅の期間が短く済む、というメリットもある。
どうせ旅をするなら半年から1年以上は続けたい
そんな気持ちも分かるが、旅が長引けば長引くほど、それだけお金もかかる。

お得な切符(青春18きっぷや北海道フリーパス)を使う旅なら、使用期間上、できて70日くらいとなる。
なので、荷物の準備を含めても、3ヶ月でやりきることができる。
それだけ旅の費用が抑えられるともいえる。

自転車なら、半年は旅をするかと思う。
4月~10月に旅をする人が多いだろうが、電車と比べると、2~3倍の長さになる。
だから、1日の出費を抑えても、トータルでは大きな金額になる。
家を空けている間も家賃を払うとなると、必ずしも自転車の方が安いとはいえない。

実際に旅をしてみて、個人的には2カ月もあれば十分だった。
当初は3ヶ月は旅をしたい、と思っていたが、2ヶ月で満腹になった。

旅をしていると、無意識に他の観光地との比較をするようになる。
行こうと思っていた場所が、以前行ったことのあるような雰囲気や景色だと分かると、わざわざ行かなくてもいいかと思うようになる。
元も子もないが、本や動画でもその場所を知れる。

酒蔵巡りやご当地ラーメンを制覇したい、といった目的なら、2カ月は足りないだろうが、僕のような、大して日本のことを知らず、「とりあえず全国旅してみよう」、といった感じなら、2カ月もあれば十分だ。

バスに乗れる

少し話がずれるが、番外編ということで。
バスで観光名所に行くことが結構あった。
これが、個人的にはいい体験だった。

観光地向けのバスは、車内アナウンスが流れる。
観光名所の説明が流れ、その土地の歴史や気候、名産品などを聞くことができる。
これが面白かった。勉強になりありがたかった。

知らないことを聞くと嬉しいし、知っていることを聞いてもより理解が深まる。
観光名所に向かう車内で説明を聞けるので、現地に着いてから、観光をより楽しむことができる。

自転車やバイクで移動すれば、わざわざバスに乗ることはないだろう。
観光地向けのバスに乗り、車内で観光地の説明を聞くことができたのも、電車で旅をしたからだ。
そういう意味では、これも電車旅のメリットといえる。

旅の準備のメリット

準備する物が少ないのも、電車旅のメリット。
いろいろな物を買わなくて済むから、お金がかからない。

移動道具への投資が必要ない

まず、自分が乗る乗り物、自転車やバイク、を買う必要がない。
自転車なら、バッグやキャリア、チューブやサイクルメーター、パンクや不具合を直す工具などを、揃える必要がある。
バイクなら、キャリアやネット、チューブ、工具などを買う必要がある。

自転車なら、25万円くらいだろうか。
10万~15万円の自転車を買ったとして、もう10万円、そうした物を買わねばならない。
バイクの場合、普段使いのバイクで旅をするのなら、さほどお金はかからないが。

宿泊ツールへの投資も要らない

テントやライト(ランタン)、マットやシュラフを買う必要もない。
バーナーやガス、フライパンや鍋などの、自炊道具を買う必要も。
それらを揃えるとなると、大体テント用品で3万~4万円、自炊道具で1万~2万円くらいはかかるのではないだろう。

旅の後も、キャンプをしに行くのなら、使う機会があるが、僕のような面倒臭がりで、メンテをしない性格なら、買うのはどうかと思う。
もちろん、震災や水害などの災害時を考えたら、持っているに越したことがない、とは思うが。

デメリット

電車で移動するメリットを書いたが、今度はデメリットを書いてみよう。

行動範囲が縛られる

まずは、行動範囲が狭くなる
これだ。
日本には魅力的な場所が沢山あるが、電車でのアクセスが悪い所は、少なくない。
最寄り駅に行くまでの電車が少なかったり、最寄り駅から出るバスが少なかったり。
なんてことが珍しくない。

1日かけて、その場所に行って帰ってくるだけ。
他の場所に進めない。
そうした理由で、諦めた場所が結構ある。

自転車やバイクなら、旅のルートに組み込めるが、電車では都合がつかず、勝手が悪いものになる。

時間に縛られる

次に、時間を常に気にしないといけない、という問題もある。
電車やバスの時間に行動を合わせないといけない。

行った場所が、思いのほか見所たくさんで、もっと観たいと思っても、電車やバスに乗り遅れるわけにはいかないから、切り上げざるを得ない。
博物館やお土産屋、食事もそう。

また、バスが駅に着くのが遅れ、電車に乗る時間がギリギリの時は、走らないといけない。

こういう時に辛いのが、青春18きっぷは駅員さんに見せないといけないところ。
自動改札を使えないから、駅員さんが他の乗客の対応をしていると、乗り遅れないか気が気でない。
そしてやばいと、階段ダッシュしないといけない。
(ここは2015年当時のことなので、自動改札を通過できる現在はあてはまらない)

お金がかかる気がする

そしてお金がかかる。
これも大きなデメリット。

旅に1日1万円かかるのは、抵抗があるかと思う。
前述の通り、見方を変えると、電車の旅が自転車やバイクの旅よりも高いことにはならない。
が1日にかかる金額として見ると、高いことになる。

青春18きっぷの切符代やネカフェでの宿泊費を払うくらいなら、自力で移動して寝泊まりして、より多くの日数を旅したほうがいい、という気持ちも分かる。
そうであれば、電車での旅は高い、というデメリットがある。

時間をうまく使えない

これは駅のホームでの話。
電車の旅では、乗り継ぎがスムーズでなく、時間を無駄にしてしまうことがある。

本来、電車を待つ間は、乗っている時と同様に、有意義に時間を使えるものだ。
だが、田舎では勝手が違う。

田舎の駅は、待合室に冷房がないのが珍しくなかった。
利用者がいないから当然なのだが、待合室は蒸し風呂のように暑い。
駅のホームの方が、まだ風があって涼しい。
が、ホームは屋根がなく、陽を直に受ける場所がある。

そんな場所では、本を読んだり日記を書いたり、なんてことは到底できない。
乗り継ぎが悪いと、そういう場所で電車を待たなくてはならないから、時間を無駄にしてしまう。

こういうことは毎度あるわけではないが、九州や東北では結構あった。
そんな時は大抵、缶ビールを飲んでまったりして、ただただ時間が流れるのを待った。
とても時間を有効に使っているとはいえない。

長時間の乗車にまいる

快適な車内も、連日長時間乗るとなると、さすがに堪える
何もする気が起きず、旅を楽しめず、ただただ電車でぼぉっとする。

北海道や東北の旅がそうだった。
観光名所へのアクセスが悪く、1日で立ち寄るのは1ヵ所だけ。
それ以外は電車で移動。
そんな日が少なくなかった。

朝から夕方まで、12時間以上、電車に乗って移動するだけの日があったが、想像以上につまらなく、廃人になった。

近畿・四国・中国・九州に比べると、東北や北海道は今一つ見所に欠ける。
(あくまで自分が選んだ場所のこと。主観であり、東北や北海道の旅を悪く言っているわけではない)
それほど魅力のない所に、長い時間をかけて観に行くのは、疲れる。
精神的に参るのだ。

旅の計画段階では、暇な時間はあればあるほど、本が読めるからいいと思っていた。
日記を書いたりメモの整理をするにも、そういう日は有難いと思っていた。

旅を始めた頃ならそれでよかったが、旅の後半は旅に自体にうんざりしたため、移動時間が長いのは辛かった。

体の面でも辛い。
お尻の尾てい骨が痛くなる。
そして、姿勢が段々と崩れていき、変な姿勢でずっと座るようになり、普段感じない痛みが出てくる。

明日も今日みたいな感じか
そんなことを思うと、なおさら気分が上がらない。

実体験として、そういうことも、電車旅のデメリットとして感じた。

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