ケチって一人合宿をやってみたらそれほど効果がなかった点

一人合宿
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今回はビジネスホテルで一人合宿をした体験談を書いてみたいと思います。
過去や現在の自分を見つめ、未来をよりよくしようと一人静に考える一人合宿は、これからの生活をよくしてくれるものです。

僕自身、普段は一人合宿を旅とセットでやり、家から離れた場所や自然の豊かな場所に行き、一人で静かに考える時間を設けていますが、
普段の生活の場で一人合宿をするとどれほどの効果があるのか、ふと確かめてみたくなりました。

そんな訳で、今回は安くて家から近いビジホで一人合宿をしてみたので、その感想を書いてみたいと思います。

一人合宿とは

まず一人合宿を簡単にご説明します。
詳しくは別の記事で書いているので、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
一人合宿を簡単に言うと、仕事や家族、人生のことを考えたり振り返ったりする時間をつくることです。
ビルゲイツが「考える週」を1年に2回ほどつくっていることで、知られるようになったようで、「人生の棚卸」なんて言葉で表現されることもあります。

僕自身の場合、一人旅をしている時に将来のことや自分の生活のことを考えることがあるので、一人旅が一種の一人合宿になっています。
旅先という非日常に身を置くことで、いろいろな発見があったりいいアイデアが浮かんできたりしますし、また好きなことをしているので前向きに考えることができます。

安いビジネスホテルで一人合宿を体験

そんな一人合宿ですが、今回は旅とは切り離してビジネスホテルでやってみることにしました。
ビジネスホテルで一人合宿をしたことはありますが、普段とは遠く離れた場所であったり、休暇期間が長い時だったりと、普段の生活から時間も物理的距離も離れた状態でした。

そうではなくて、普段の生活に近い環境で手軽にやってみたらどれくらいの効果があるのか、気になり試してみることにしました。

目的

いいホテルに泊まればそれだけ充実した時間を過ごせます。
ですので、今回は安いホテルに泊まることにします。
場所も家からそれほど離れていない場所で、観光地らしくないごく普通の街にします。

全く知らない場所、普段住んでいる所から遠く離れた場所、自然の豊かな場所、シックな部屋だったりやる気の出そうな部屋だったり、くつろげる部屋だったり、はたまた身の引き締まるような雰囲気の部屋だったりと、こういった本来は一人合宿にうってつけの要素は今回は入れません。

身近な所で一人合宿をすると、どれほど効果があるのか。
これが今回の目的です。

お金と時間をかけずに一人合宿をすると、どれほどの効果があるのか。
要はケチったらコスパはどうなのか、それを検証してみたいと思います。

こなす作業はサイト関連の作業です。
ブログの記事を書いたり、サイトの構成を決めたり、記事のアイデアを考えたり、などなどです。

いざ体験

選んだ場合はビジネスホテルの東横イン。
東京府中市の南武線南多摩駅前にあるホテルです。

都心のビジホにしようと思ったのですが、東横インで格安セールをしていたので利用してみました。
『サンキュー・ゴメンネキャンペーン』という、3,950円で泊まれるキャンペーンをやっていたのです。

これはホテルがオープンしてから1ヶ月間ほどは、従業員の研修期間であるため慣れない対応があっても勘弁してくださいね、という宿泊費が安く設定されているキャンペーンです。
東横インでは新規オープンの際にはお馴染みのキャンペーンのようです。
朝食もバイキングがあるのでかなりお得な料金です。

しかも府中は個人的に馴染みのある場所なので、土地勘があり新鮮味のない場所です。
安くて身近な場所ということで、今回の実験にぴったりです。

部屋の中はこんな感じです。

一般的な広さのスタンダードな部屋です。
6畳くらいでしょうか、広くはありませんが宿泊費からしてこんなものでしょう。

窓からの景色も悪くはありません。

夜は夜でいい景色で、むしろ景色としてはいい方でしょう。

ユニットバス

オープンしたてなので部屋も風呂も綺麗です。

作業をする机

机はイマイチです。
奥行きがなく狭く、作業をするには充分なスペースがありません。
机が高過ぎて身体に合わず、照明も暗くスタンドが欲しいところです。

※あくまで「一人合宿」をする前提での感想です。宿泊施設としての評価をしている訳ではありません。

結果

作業をしてみた結果、全く集中できませんでした。
気分が散ってしまい、予定していた作業をこなすことができませんでした。

新鮮味や緊張感がなかったからです。

知らない土地に来ているという新鮮味がありませんし、厳かな雰囲気の部屋にいる訳ではありません。
デラックスなテンションの上がる部屋でなければ、全く何もない無機的な部屋でもありません。
ごく普通の部屋です。

※泊まることが目的の一般的なビジホなので、当たり前です。ホテルのことを悪く言っている訳ではありません。

気持ちのスイッチが特に入る訳でもないので、普段と変わりなく作業をする感じです。
むしろ家にいるよりも欲望が増してしまいました。
清潔で寝心地の良さそうなベッドのせいです。ベッドの上に横になってスマホを見てしまったり、眠くなってしまったりと、不甲斐ない結果となりました。

感想

残念ながら、今回は全くと言っていいほど、やる必要はありませんでした。
2日間の休日を無駄にしたという面では宿泊費が安く済みましたが、コスパはよくありませんでした。
やはり一人合宿はケチってはいけません。

ただ、いいこともありました。
静養できました。

湯船に浸かってのんびりとすることができました。
普段はシャワーで済ませているので、ゆっくりと風呂に入れたのはとても有難かったです。
翌朝も風呂に浸かりましたが、時間もお金も気にしないで好きな時間に好きなだけ風呂に入れたのは、体を労わるという面でとても意味のあるものでした。

そんな発見がありましたし、一人合宿はケチってはいけないという教訓も身に染みて分かったので、意味のない休日にはなりませんでした。夜に近くで開催していた大國魂神社の酉の市を見ることができましたし。

ホテルの部屋にはこんなものも置いてありました。
「内観」というものを知れたのも、泊まったおかげです。

今回は、作業を目的とした一人合宿は効果がありませんでしたが、どこかに1泊するのはとても贅沢なことだと改めて思いました。

機会があれば懲りずにまたやってみたいと思います。

こちらの記事もどうぞ↓

旅のできないコロナ禍に一人合宿をやってみて感じたこと | 四季を気ままに旅をする (shikikimama.com)

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