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【電車日本一周】旅中の生活

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電車日本一周で一番多い時間が、移動時間。
次に睡眠時間。
旅の主役である、観光名所を楽しむ時間は、全体の中ではごくわずかしかない。

日本一周は「非日常」ではあるが「非効率」でもある。
そんな日本一周での、旅中の生活について、今回は書いてみたい。

起床

起きるのは早朝。
4時半から5時半の間が多い。
ネカフェ(ネットカフェ・漫画喫茶)で起きる。

ビジホと違ってネカフェは、好きな時にシャワーを浴びれるとは限らない。
先約がいると出てくるのを待たねばならない。
だから余裕を持って、出発の1時間半前に起きる。

旅をしていた2015年当時は、古いネカフェが多かった。
こういう洗面台のあるシャワー室はなかなかなかった。
洗面台が詰まっていたり、手を洗うだけの小さなものだったり。

歯を磨いたりコンタクトレンズを付けたり、そんな何気ない行動にいちいちストレスを感じることも。
これが溜まると、旅に疲れる。

出発

大体6時にネカフェを出て、駅に向かう。
早い時は3時半に起きて5時に店を出て、遅い時は6時に起きて7時半に店を出る。

朝食

駅に向かう途中、牛丼屋があれば、朝定食を食べる。
300円以下だからコスパがいい。
量も申し分ない。

牛丼屋がなければ、コンビニで総菜パンを二つ買って済ます。
駅そばがあれば申し分ないが、大抵、朝の早い時間は開いていない。

移動

電車に乗って目的地へ。
車内で一日の行程を確認する。
朝早く起きるのは、通勤ラッシュと重ならないためでもある。
大きなリュックで混雑した社内にいるのは、気が引けるし、ストレスにもなる。
通勤ラッシュ中に移動するくらいなら、1時間早く出発して空いた車内で1日の予定を確認して、目的地で時間を潰す方がまし。

と言っても、それはそれで面倒。
マックやドトールで落ち着いてコーヒーでも飲めればいいが、そうならないことが多い。
田舎は店がないし、あっても開店時間が遅い。
だから、どこかの軒下や公園などで座って時間を潰す。

観光・参拝

早ければ7時や8時に神社・寺院を参拝。
神社やお寺は朝早くから参拝できる所が多いから、助かる。
その時間は静かで、空気が澄んでいて素晴らしい。
博物館や宝物館は大抵9時から。
朱印の受付も9時からが多い。

大体、一カ所の滞在時間は1時間。
寺社や城の中をゆっくり歩き、付属の資料館の展示を見て、次の観光名所へ。

昼食

電車の待ち時間に、駅そばで昼食を済ますことが多い。
時間にゆとりがある時は、冷房の効いたファミレスで。
時間がない時はコンビニかキオスクでおにぎりかパンを買って、ホームで食べる。

乗り継ぎ中の待ち時間

在来線の旅で避けられないのが、電車の乗り継ぎ時の待ち時間。
1時間はざらで、田舎では2時間、3時間待つこともある。

夏の青春18きっぷの旅では、これが苦行。
田舎の駅の待合室は利用者が少ないから、冷房などない。
蒸し暑くて、とても居れたもんじゃない。
ホームの方がまだ風があって、涼しい。
しかしホームは夏の厳しい日差しが直撃する。
そんな場所で1時間も電車を待たねばならない。

そこでこの苦痛を和らげるために、売店でビールを買って飲む。
これがキンキンに冷えている。
客なぞおらず誰も買わないから、冷えている。
それを流し込むと、全身にアルコールが行きわたり、ぼうっとする。
ビールなんか飲むと余計汗をかくが、心地よく酔うから汗など気にならなくなる。
そんなことをして、時が過ぎるのを待つ。

移動

電車に乗っている間は快適。
田舎でも車内は冷房が効いているし、空いている。
予定の確認や調べごと、日記、撮った写真の整理、読書、など、やりたいことが捗る。
一番したいのは寝ることだが、乗り過ごすと洒落にならないから、それだけはできない。

予定の確認は意外に時間がかかる。
旅では何が起こるか分からないから、予定が狂った時のことも想定しておく。

このバスに乗れなかったら、何時間後のどこ行きにのるのか
駅に着くのは何時で、いつどこ行きの電車に乗るのか
ネットカフェに着くのは何時になり、何時間パックで泊まるのか

そんなことを考えていると、時間がかかる。
2015年当時は、コインランドリーやネカフェが閉店しても、それがネットに反映されないことが、少なくなかった。
行ってみたら閉まっていた、なんてことがたまにあった。
だから、そうなった時のことも考慮しなければならいない。
それで時間がかかった。

当日の予定の確認が済んだら、翌日のものを確認。
と、予定の確認にかなり時間を使う。

観光・参拝

1日2、3ヵ所回ることが多い。
西日本の旅では1日で数県移動して、忙しい。
京都や奈良、大阪は1日で何カ所も移動するから、忙しいけど楽しい。
東日本では1日一カ所しか行けないことが少なくない。

駅に降りたら、コインロッカーに荷物を預けて、身軽に観光をする。
歩くのは1日2万歩くらい。

夕食

大体夕方には目的地に着いている。
寝床のある駅だ。
寝床は基本ネカフェ。
直ぐに入店するとお金がかかるから、21時か22時になるまで、ファミレスで時間を潰す。

コインランドリー

3日に1回は洗濯をしないといけないから、コインランドリーに立ち寄る。
洗濯中は暇だが、コインランドリーも、これがまた、暑い。
冷房なんか効いちゃいない。
というか、外よりも中の方が暑い。

で、外に出て缶ビールを飲んでぼうっとする。
こういう何もする気の起きない時は、スマホの写真・動画を消す。
失敗した写真やHDDに移動した動画を消すのは、結構時間がかかるから、そういう時にやる。

夕方は暇

電車日本一周は、夕方以降はかなり時間を持て余した。
神社や寺院、庭園や博物館は夕方に閉まる。
大体17時に。
だから18時以降はやることがない。

それからネカフェに入るまでは、洗濯がないと、時間を潰さなければならない。
ファミレスでビールを飲みながら、写真の整理や日記を書いたり、翌日の旅の予定を確認する。

この夕方の暇な時間に、電車で移動できれば一番いい。
駅に到着してそのままネットカフェに入り、寝て、翌日は朝早くから神社や寺院に参拝。
そんな予定が理想。
だが、実際はほとんどそうならない。

本当は、夜は暇なんだから、どこかお店に入って、ご当地のご飯を食べればいい。
当初はそのつもりだった。
だが、一人で食べても美味しくないのだ。
不思議なもので。

寂しいとか、人の眼が気になるのではない。
この美味しさを、旅での食事という非日常を、誰かと共有したいと思ってしまうのだ。
恋人や友人と。
今日旅をして目にしたものを共有しながら、今日訪れているこの場所の食べものを一緒に食べたいのだ。

書いてきたように、窮屈な旅を長くすると、普段の何気ないことの有難みに気づく。
シャワー、洗面、冷房など。
それと同じで、
好きな人と一緒にご飯を食べる
気の合う奴と一緒に飲む
馬鹿話をする
そんなことにも有難みを感じ、見知らぬ土地に一人でいることに、寂しさを感じてしまう。

青森駅構内の居酒屋 つがる路
とは言え、たまにはこんな夕食も

ネットカフェ

夕方に暇になるのは、もう一つ理由がある。
ネットカフェが営業しているか、分からないからだ。
閉店していたら、別の所に行かねばならない。
だから、その時のために、ある程度余裕を持って夕方に駅に着くようにする。

当然、ネカフェに行く直前も、ネットで営業しているか確認するが、閉まっていることもあり得る。
「もし閉まっていたら、この道を戻るのか」と、不安な気持ちで駅からネカフェに向かう。

だから、ネットカフェが営業しているとほっとする。
ネカフェに着いた時が、いちばん安心するのかもしれない。

店に入り、席が取れ寝床を確保できたら、その日に撮った写真のデータをHDDに移す。
その間に、翌日の予定を確認したり、その先の決まっていない予定を埋めたりする。

ネカフェはパソコンが使えるので、調べごとには最適。
大きな画面で複数のウインドウを開けるから、作業が捗る。

ネットカフェにある観光雑誌も役に立つ。
東京ウォーカーやじゃらんなどの雑誌だ。
散策コースや駅からの徒歩ルートが、ビジュアルで分かりやすく載っているので、下調べでよく分からなかったことが、それで解決することがある。

そんなこんなをしていると、0時までには寝れないことが多い。
1時過ぎることも。
0時に寝て4時半に起きることも、少なくない。
そんな状況で翌日、日中、炎天下の中数時間歩くわけだが、意外にそれは苦痛ではない。
やりたくもない仕事を嫌々ながらやっていた、ブラック企業時代を思えば、何てことはない。

ただ、疲労や冷房で体調を崩すことがたまにあると、その時はやり切れなくなる。
ネットカフェの冷房は自分で調整できないから、ガンガンに効いていると、翌朝風邪をひく。

なぜネカフェに泊まる ネカフェは快適か 

予約が不要
安い
スマホのデータを移動できる
調べごとにも便利

そうしたメリットがあるので、ネカフェに泊まる。
2022年に長旅をした時は、ビジホをメインにした。
ネカフェに泊まりながら長旅をするのは、さすがに年齢上無理が出た。
よく当時そんなことをしたものだと、後になってから思う。

予約が不要というのは、台風を考慮してのこと。
台風次第でどうにでも旅の予定が変わるので、最初から予約しない方がいいと思っていた(当時は)。
ネカフェもまだまだ店舗がそれなりにあったし。

安さも魅力的。
なるべくお金を気にしないように旅をしたが、自分の性分で、自分は貧乏旅行が好きなのだ。
お金がかからず、少し不便な方が、旅をしている実感が得られる(この時は。後に変わった)。

そして、データの移動が便利。
スマホで撮った写真をポータブルHDDに移動する作業は、ネカフェなら間違いなくできる。
パソコンでの調べごとにも便利。

寝心地は決していいものではない。
値段相応。
体も気持ちも、それに慣らせていけばよい、という気持ちでネカフェを寝床にしていたが、そうは言っても、窮屈。
スペースが狭い。
足を伸ばせない。
体を曲げたり、足を曲げたりして、寝なくてはならない。

騒音も酷い。
夜中にブースを片付ける音で度々目が覚める。
グラスのぶつかる音、ブースの扉を閉める音が、深夜は響く。
隣の人のいびきも聞こえる。
雨漏りの音がする店も。

たまにはビジホも

ビジホには3回くらい泊まった。
ネットカフェが無く仕方なく。
でも快適さはネカフェの比ではない、当たり前だが。

湯船にゆっくりと浸かり、心地良い布団やベッドで眠る。
足を伸ばして。
シャワーは夜も朝も2回浴びることができる。

そして洗濯が楽。
大きなリュックを背負って駅から20分、30分歩いてコインランドリーに行くことがなく、暑い店内で乾いた洗濯物を畳む必要もない。

そんな生活を52日間したが、決して楽しいものではない。
「そりゃ旅にうんざりするわ」と思う。
日本一周と聞くと、楽しそうな響きがあるが、現実は全く違う。
でもその窮屈さと多少の辛さが、旅での感動をより大きくしてくれるとも思う。

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