世界遺産の古都奈良の文化財に登録されている元興寺。
知名度は低く境内は狭いが、見どころがありゆっくり参拝したい寺院。
このページでは元興寺の基本情報と簡単な見どころを、次回の記事では詳しい見どころを紹介する。
参拝の基本情報
拝観時間
9:00~17:00(入門は16:30まで)
拝観料
大人700円(秋季特別展期間中800円)
所要時間
40分
境内は広くなく本堂と宝物館、瓦と浮図田を観ると大体40分くらい
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩15分、バス 福智院町下車 徒歩5分
JR奈良駅から徒歩20分、バス 田中町下車 徒歩5分
おすすめの拝観ルート
興福寺の南にあるので興福寺とセットと参拝するのがお勧め。
元興寺の南周辺には昔の町並みが残るならまちがあるので、一緒に観光するといい。
ならまちはこちら
簡単な興福寺の見どころ
元興寺の見どころは4つ。
瓦と曼荼羅、浮図田、宝物館。
日本最古の瓦が現存ししかも現役で使われている。
御本堂の御本尊が曼荼羅で珍しい。
石塔が整然と並べられている浮図田があり珍しい。
国宝の五重小塔はじめ貴重な宝物類を観れる。
以上4つがが見どころで、他の寺院では観れないものを鑑賞できるのが元興寺の魅力。
簡単な興福寺の歴史
蘇我馬子が飛鳥に造った飛鳥寺(596年創建)が平城京遷都にともない現在の地に移転したのが元興寺の始まり(718年)。
中国大陸の先進技術を用いて造らた寺院を前身とし、技術面で南都七大寺をリードした。その名残が日本最古の瓦。
学問や法要でも諸寺院をリードし大きな影響力を持った寺院。
都が京に遷都して以来は衰退し寺領を減らし、現在に至る。
YouTube
動画でも紹介しています。
元興寺の歴史と見どころを解説しているので、是非ご覧ください。
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