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【春の青春18きっぷ】安曇野穂高の雄大な景色と大月のおつけだんご【長野県・山梨県】

長野県
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この記事は2012年の時のものです(現在ブログの引越中です)。
新しい記事を投稿次第、当時の投稿日(2012.03.14)に移動します。

突発的に旅をしたくなり、買った青春18きっぷ。
その2回目は、長野の安曇野に行った。

訪れたのは安曇野市の穂高
雪をかぶった美しい山々。

それを観にいった。
東京から片道4時間以上もかけて。

現地の滞在時間よりも、現地に行くまでの乗車時間の方が長い。
傍から見たら、へんてこな旅。

それでも、安曇野の景色は、あまりに素晴らしく、わざわざ行く価値があった。

6:15高尾駅発 10:21穂高駅着

11:05大王わさび農場

13:33穂高駅発 17:16大月駅着

17:30串本で食事

18:35大月駅発 19:10高尾駅着

高尾駅から穂高駅へ

JR高尾駅から電車に乗り穂高駅へ。
出発したのは6時15分。
約4時間の行程。

前回の松本の旅から1週間。

その間に雪が降ったらしい。
雪の残る景色を眺めながら中央本線で松本駅に向かう。

今回は雪の残る山々を観に行く。

前回、初めて18きっぷで松本に行った時、車窓から見える雪のかかった山々に、見とれた。

もっと見たいと思い、調べると、安曇野市の穂高でそうした景色を楽しめるという。

それで、はるばる出かけることにした。

前回と同様、観光地にいるよりも、電車に乗っている時間の方が長い。
普通なら、そんな旅はしない。

おかしな旅だとは、自分でも分かっている。
でも、ずっと電車に乗っていたい。

ぼおっとして、ただただ車窓を眺め、知らない土地に行く。
そこで少し歩いて、時間になったら、また戻る。

それが何になるのか。
何の役に立つか。

そんなこと、分からないし、どうでもいい。
ただ、そうしたい。

そうしないと、おかしくなる。

この時の職場は、相当イカれていた。
自分の心持ちも、少なからず、おかしかったのだろう。

旅をしたのは、2012年3月。
7時の時点で甲府市は‐1℃。

高尾駅は都心よりも寒く、東京の中でも寒い地域。
それでも、甲府は寒く、さらに長野に向かうとそれが顕著になる。

車窓から見える雪を被った山々がとても綺麗。

松本駅で20分ほど、乗り換えのためホームで待つ。
松本市は10時を過ぎているのに‐4℃。

多少スマホの表示が盛っている感が否めないが、体感でも、松本駅に降りた時は寒い。
空気の冷たさが、東京とは比べものにならない。

スクショでなくてなぜがデジカメで撮影…

松本駅からは、大糸線に乗り換えて穂高に向かう。

穂高駅で安曇野散歩

電車に乗ること約4時間、10時半前に穂高駅に到着。

駅前のレンタサイクルで自転車を借りて、大王わさび農場に行く。
その予定だったが、あいにくの休業。

こういうことはよくある。
もう一軒レンタサイクルがあるから、大丈夫。

そう思ったが、そっちも休業。
昨日、営業しているか、ネットで調べた時は、やっていたのに…

天気がいいから、歩くことにする。
大王わさび農場まで、穂高駅から2.5km。
約40分の行程。

15分ほど歩くと、車の通りの少ない静かな道に。

素晴らしいの一言。

こういう景色を目の当たりにすると、安曇野が東京からの移住先として、人気のある理由も頷ける。

こんな景色が毎日見れ、水も空気も綺麗で、おまけに静か。
移住したくなる気持ちも分かる。

穂高駅(来た道を振り返った時の景色)

素晴らしい景色は駅の方にあるので、背にして歩く。
帰りにこの景色を観ながら歩き、行きは、わさび農場に向かう時は、このような景色が目の前に広がる。

大王わさび農場

穂高駅からのんびり歩くこと約40分、大王わさび農場に到着。  

ここに来た目的は特にない。
折角ならどこか、観光スポットがないか調べたら、検索に引っかかった。

敷地の広さは、東京ドーム11個分の面積。
湧水量は1日12万t。
春には桜や梅も楽しめるらしい。

時期が時期なので、平日はガラガラ。

見頃は緑の青々とした5月~8月とのこと。
連休や祝祭日には多くの人が訪れるらしい。

でも静かな時期に来れて良かった。

安曇野のわさびは「沢わさび」といって、大きな畑で沢山のわさびを栽培するもの。
養水で栽培するところが、山林の中の畑で細々と栽培する「畑わさび」との違い。

畑わさびよりも大きな畑で栽培する沢さわびの方が、辛みがあるとされている。

道祖神

穂高には道祖神が多いらしい

ニジマス

金色のはアルビノのニジマスで、色素が抜けて本来の色とは違いゴールデントラウトといわれている、らしい。

水車小屋

これがまた綺麗

夏には木々も川べり(土手)も清流の中の水草も、青々として人気のスポットに。

黒澤明監督の『夢』のロケ地にもなった場所。

売店
わさびが売られているが、一人では使いきれないので買うのは断念。

レストランもあり、わさびカレーやわさび丼などがある。

ちゃんと下調べをしなかったため、後から知ったが、周辺にちょとした洞窟のような岩屋もある。

それと、この時はなかったが、2015年には「大王わさび農場百年記念館」ができている。
農場の歴史やわさびのことを展示していて、この土地のことを知ることができる。

わさびビールが気になる

ソフトクリームを

安曇野の雄大な景色

わさび農場を出た後は駅へ戻る。

帰りは、雪を被った連峰が見え、壮大な景色が目の前に広がる。

真っ直ぐ続く道路
この景色を観れるだけでも来た甲斐がある。

初夏には水の張った田んぼを楽しめるのだろう。

等々力家

江戸時代前期の民家で中に庭園がある。
が、見学できるのは4月から11月の毎週金曜と土曜のみ。

ふくらい家笑福の信州サーモン定食

駅に戻る途中、ふくらい家笑福というお店で昼食を。

信州サーモンや馬刺し、そばなどの信州名物が食べられるお店。
※残念ならが2020年6月には閉業した模様

1階は混んでいたので2階の座敷に。
1階の水槽に信州サーモンや岩魚が泳いでいた。

注文したのは信州サーモン定食

信州サーモンは、長野県水産試験場が約10年かけて開発したマス類の養殖品種
ニジマスと、ヨーロッパ原産のマス、ブラウントラウトとを掛け合わせたもの。
産卵しないので、脂がのって旨みと栄養が凝縮されている養殖魚。

ニジマスは、一般的に、産卵期は卵に栄養を使われ身が美味しくならないが、信州サーモンは、そうならないらしい。
また、繁殖能力が無いので、万が一自然界に出ても繁殖しない。

脂がのって舌触りがよく、肉厚があり食べ応えがある。
お皿の真ん中にあるのは、湯引きした皮。
弾力がある。
安曇野産のわさびと一緒に。

ご当地のものを食べるのは嬉しい。
これも旅の醍醐味。
大満足。

安曇野の雄大な景色と地元の食を心ゆくまで楽しんだ。

東京に戻ろう。

大月のおつけだんご

折角なので、帰りに大月駅に寄って、ご当地のものを食べる。

17時過ぎに大月駅に到着。
駅から5分の所にある串竹に。

おつけだんごの焼き鳥セット

おつけだんごは、大月で古くから食べられている郷土料理。
お味噌汁の中に地元で採れた旬の野菜と、小麦粉を水で溶いて作った団子が入っている。

だんごの硬さは、ほうとうとすいとんの中間の硬さらしい。
味付けや具材は家庭によって違い、味噌味に醤油味、塩味にカレーと様々。

おつけだんごを知ったのは、職場のアルバイトの子が教えてくれたから。
その子は、物静かな大学生なのだが、大月出身という。
何気なくご当地の食を聞いたら、おつけだんご教えてくれた。

おつけだんごに満足した後は、大月駅に戻り高尾駅に。

駅の近くには富士山が綺麗に見える場所あるよう。

今回もリフレッシュできた。
観光地を楽しむというよりかは、電車に乗る時間の方が長いという、傍から見たらおかしな旅だが、満喫できた。

それだけ仕事のストレスが凄かったのだろう。
ただただぼうっとしたい。
現実から物理的にも距離を置きたい。
そうした心理状態だったのだろう。

それはそれで、いいものだ。

ただただ電車に乗る。
一人、知らない場所に行き、取り合えず歩いてみる。

そんな旅もいいものだ。

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