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【春の18きっぷ】世界遺産日光東照宮と栃木の小江戸蔵の街を歩く【栃木県】

栃木県
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この記事は2012年の時のものです(現在ブログの引越中です)。
新しい記事を投稿次第、当時の投稿日(2012.03.21)に移動します。

急に旅をしたくなり、突発的に買った青春18きっぷ。
まだ3回残っている。

どこに行こうか。
日帰りで行けて、有名な場所は、どこだろうか。

調べた結果、日光東照宮に決めた。

せっかくなら、栃木の別の場所も行きたい。
蔵の街にも行こう。

乗ったことのない路線にも乗りたい。
高崎駅にも行こう。

こんなこんなで、旅に出かけた。

5:40新宿駅発 9:10日光駅着

9:30日光東照宮

11:20日光駅発 13:20栃木駅着

13:30小江戸栃木の蔵の街並み

14:13栃木駅発 15:47高崎駅着

17:07高崎駅発 19:35八王子駅着

新宿駅から日光駅へ

新宿駅から赤羽駅に行き、赤羽から宇都宮線で宇都宮駅に向かう。
1時間半ほどの乗車時間。

座席はロングシート。
普段乗っている電車と変わらないから、旅の実感がない。

赤羽から座れたが、通勤客で車内は混みあっている。

8時過ぎに宇都宮駅に着き、日光線に乗り換える。

平日ということもあり、ガラガラ。

気温は2℃

日光駅に向かう車窓

宇都宮駅から約45分、日光駅に到着。

改札を出ると、雪の残った山々が目に止まる。

美しい。

JR日光駅からはバスで東照宮に向かう。
世界遺産巡りバスに乗り、10分くらいで表参道というバス停で降りる。

日光東照宮

表参道のバス停から数分歩き、東照宮へ。

9時半頃はまだ空いていて、静か。

日光東照宮について、簡単に説明すると、以下の通り。

日光東照宮
江戸幕府の初代将軍 徳川家康を神格化して祀る神社。
現在の社殿群の多くは、3代将軍の徳川家光によって建て替えられたもので、豪華絢爛な漆塗り鮮やかな極彩色の彫刻が随所に施されている。

境内には、歴史的にも美術的にも、価値の高い見どころが数多く集まっている。
見どころは、「日暮の門」の別名を持つ国宝の陽明門、人間の生涯を表した「三猿」、平和の象徴とされる「眠り猫」、そして最も奥に位置する家康公の墓所「奥宮宝塔」、など。

1999年(平成11年)に世界遺産に登録。
世界遺産の名称は日光の社寺。
日光山内にある、日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社の三つ(2社1寺)が世界遺産として登録されている。

旅をした時は、そんなこと知らない。

日光山輪王寺(天台宗三本山の一つに数えられている寺院)

ここも、興味なく素通りしてしまったが、東照宮に来たからには、是非とも拝観すべき場所。
残念ながら、後から知った。

見どころは東日本最大の木造建築である三仏堂
高さ約7.5mにも及ぶ、金色の三体の大仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)が鎮座する。

徳川家光の廟所 大猷院もお勧め。
東照宮に比べると落ち着いた雰囲気ながら、金閣殿と呼ばれるほどの、絢爛豪華な建築を楽しめる。

他にも、
小堀遠州作ともいわれる、江戸時代の日本庭園、逍遥園(しょうようえん)、
1250年以上の歴史を持つ日光山の貴重な宝物や、徳川将軍ゆかりの品々が展示されている、宝物殿、も見逃せない。

東照宮の入り口

裏から見た鳥居

鶴岡八幡宮、京都八坂神社と並ぶ日本三大石鳥居。江戸時代に造られた鳥居では、日本最大の規模。

五重塔

表門

神厩舎(しんきゅうしゃ)。
神様に使える神馬(しんめ)をつなぐ厩(うまや)のことらしい。

有名な三猿
猿は馬を守る生き物として崇められていたのだとか。

陽明門

東照宮のメインスポット。

江戸時代初期の、当代随一の職人達の匠の技が集結した門で知られる。

日光東照宮の特徴は何といっても、絢爛豪華さ。
普通の枯淡な神社とはまったく違う。

この絢爛豪華さは、平和の象徴、文化成熟の象徴でもある。

それは、家光が伊達藩を弱体化させるため、費用を出させた、と言われている。
その一方で、幕府による、ばらまき政策(景気対策)とも言われている。

現存の日光東照宮の建築は、
三代将軍家光の時代に行われた、造替工事の時のもの。
これは、家康の二十一回忌に行われた。

家光は祖父 家康を崇拝していたが、父 秀忠(二代目将軍)へ配慮し、秀忠が亡くなってから造替をし、その際、ほぼ全面的な改築がされた。

徳川幕府は家光の時期に盤石になり、その幕府の権力を象徴する造営であった、ともいわれている。

彫刻の題材となっている舞台や龍・獏・唐獅子などの霊獣は、中国の伝説が多く用いられている。
そこには儒教仏教の要素があり、しかし、いずれにも偏らない。
宗教戦争や武力による内乱を否定する文治主義の理想を表している。

そういう見どころがあるのが、日光東照宮の魅力。
後で知ったのだが…

唐門は修理中。
平成25年(2013年)4月に竣工したらしい。

眠り猫
奥宮へとつながる参道の手前にある。

世界遺産に登録されている理由は、主に以下の3点が高く評価されたため。
建築と装飾美術の傑作であること
江戸時代を代表する天才芸術家たちによって造られた精緻な彫刻や豪華な極彩色が、17世紀の日本の高い技術と芸術性を示している。
ます。
霊廟建築の最高峰であること
本殿と拝殿を「相の間」でつなぐ「権現造り」の完成形であり、その後の日本の神社建築に非常に大きな影響を与えた。
自然と信仰が一体化した空間であること
古くからの山岳信仰や神道、仏教が混ざり合う「神仏習合」の伝統が、周囲の深い山林や自然環境と見事に調和して今も生き続けている。

つまり、歴史や建築、文化が自然と融合し、文化的景観を形成している。
そこが、東照宮が世界遺産に登録された理由、と言われている。

個人的には、東照宮の造替により、彫刻などの技術が関東中心に広まったこと、が面白い。
成田山新勝寺の三重塔妻沼聖天山の歓喜院聖天堂が知られている。

奥宮は、家康が眠っているとされている場所。

鳥居をくぐると奥宮に。

石段を上って、振り返って撮った写真

鋳抜門(いぬきもん)。
軒先には蜃(しん)という、蜃気楼を作り出すという伝説の生き物がいる。

家康のお墓

願い杉

一回りできる。

人の少ない午前中は、とても空気がいい。

奥宮の入り口、鳥居辺りにある自販機は、全部、お~いお茶。

世界遺産という景観を損なわないために、お~いお茶に統一しているらしい。
旅から数年経って、伊藤園に勤めている人から聞いたのだが、この自販機を補充する人は、缶の入った箱を背負って、お茶を運ぶらしい。
昔の背負子(しょいこ)のようなものを使って。

ここに来るまでに、全て石製の「石廊下」があるので、台車やカートのようなもので石畳や石段を通ることができず、人が背負って補充しているのだそうだ。

さて、帰りは歩いて帰る。
日光駅まで3kmくらい、のんびり写真を撮りながら歩いて40分くらい。

この時は、旅先を楽しむというより、電車で移動することに旅の実感を覚えていたため、境内をゆっくり観なかった。

普通は、時間をかけて、日光山輪王寺(見どころは先述の通り)に参拝して、東照宮に行き、そこから日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)へ参拝するのが良いらしい。

日光二荒山神社とは、男体山(二荒山)がご神体の日光の氏神様。

勝道上人(しょうどうしょうにん)の像。
日光山を開山した人。

雪の残る山々が綺麗で、見惚れてしまう。

それほど車の通りがなく、静かに散歩できた。

日光駅に到着。
東武日光駅のお土産屋で日光の名物を買ってみる。

日光鱒寿し。

最高級の鱒を塩と米酢でしめ、高根沢産のコシヒカリと、手作りの湯葉(ゆば)で作り上げた、ます寿し。
湯葉は日光名物

誰もいなかったので、改札口の近くにある駅の待合室で食べた。
と言っても、人がいない間に食べよう、そう思って急いで食べた。
だから味は、正直よく分からなかった。
こういうものは、落ち着いた場所で食べるもの。
旅をすると、自分の浅ましさが、つい出てしまう。

東照宮を観た後は、両毛線に乗り栃木駅に向かいう。

乗ったのはこんな電車

栃木の蔵の街並

栃木駅に到着。
駅から歩いて10分もかからない場所に、小江戸と呼ばれる蔵の街並みがある。

駅に降りた途端、もの凄い強風が吹いていてびっくり。
春だからか、土地柄からか。

蔵が見えてきた。

蔵造りの家々がずっと並んでいるというよりかは、所々にあるといった感じ。

平日だからしょうがないが、寂しい。

巴波川(うずまがわ)

江戸時代に舟運で栄えた「蔵の街」の象徴。
川沿いには白壁の土蔵や見世蔵が立ち並び、船頭の唄を聞きながら景色を楽しむ「蔵の街遊覧船」が名物。

5月には1000匹もの鯉のぼりが吊るされるらしい。

春は鯉のぼり(3~5月)、夏は行灯まつり(8月上旬)、秋は花魁道中、冬は雪景色、と四季を通して、見所があるらしい。

取りあえず来たものの、別段興味がある訳ではないので、やることがない。

風が強く、街も寂しい感じがしたので、駅に戻る。

後で知ったが、巴波川の近くにコエド市場というアンテナショップのようなお店があるらしい。
そこでは、ご当地のものがいろいろと売られているようだ。

両毛線で高崎へ

栃木駅に戻り、両毛線で高崎駅に向かう。
特に観たいもの、食べたいもの、がある訳ではないが、どんな車窓なのが気になり乗ってみた。

田んぼや畑が広がるいい眺め

岩山

眺めはいいのだが、あいにく、窓が汚れている。
残念だが、仕方がない。

高崎駅に到着。

高崎に来たものの、特に目的はないから、駅ビルのお土産屋を覗いてみる。
下仁田ネギを使ったねぎ煎餅や下仁田納豆、焼きまんじゅう、峠の釜めし、など、群馬ならではのものが売っていた。
高崎のだるまもあり、見ていて楽しい。

高崎に来た際は、駅ビルや周辺で、釜飯や高崎パスタを食べるのがお勧めらしい。
担々麺やカツ丼の有名なお店もある。

お土産に水沢うどんを買って、八高線経由で八王子駅に行く。

これにて、今回の旅は終了。

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