書きもの

歴史小話

【小話】日本の各分野に大きな影響をもたらした鑑真【奈良時代】

鑑真といえば、日本に戒律をもたらした僧、唐招提寺を創った人物として知られている。鑑真のおかげで日本の戒律制度は急速に整備され、日本の仏教が当時の先進国である唐に引けを取らないものになった。(正式な授戒制度のなかった当時の日本の僧は、唐から正...
旅の拾いもの

【旅のひろいもの】古代寺院建築を支える和釘 たたらで作られる純度の高い釘

薬師寺を参拝した時に、西僧坊の特別公開時に和釘を見た。釘というと西洋のイメージがあるが日本にも古代から釘があったのか、と驚き写真を撮った。 旅を終えてから、和釘が寺院建築に欠かせないものだと知った。法隆寺と薬師寺を改修した宮大工の棟梁・西岡...
歴史小話

【小話】戦後の食糧難と寄生虫、人糞肥料、肥溜め

平安時代のことを調べていたら古代の人たちがいかに「虫」による病気に苦しめられてきたか知った。蚊に刺されると高熱が出て命を落とすマラリア、ダニに刺されると高熱で死んでしまうツツガムシ病、住血吸虫に感染すると腹が膨れて死んでしまう地方病、線虫が...
旅エッセイ

【旅エッセイ】山梨県の地方病と果樹園

旅をするようになってから、山梨県が好きになった。東京からのアクセスがよく、日帰りでもちょっとした旅行気分を味わえるし、大好きなぬる湯があり、フルーツやワイン、ほうとうや馬刺しなどの郷土料理も楽しめる。そんな山梨県に興味をもち始めた数年前、春...
歴史小話

【小話】水田に入ると発症し死に至る恐ろしい病気 日本住血吸虫症

かつて日本の一部の地域では、水田に入ると足がかぶれて熱を出し、手足は衰え歩けなくなり、腹だけが膨れて死んでいく日本住血吸虫症という病気があった。以前記事にしたツツガムシ病もそうだが、農作業で命を落とすという、現代では考えられないことが戦前の...
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