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2010年のベトナムホーチミン①バイクの群れ

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黒歴史。
ベトナムで就職しようとしたことがある。
英語が話せないのに。

バンドを諦め自分に絶望していた20代後半、ベトナムで働き口があると友人から聞き、面接を受けに行った。

当時はベトナムに進出する日本企業が増え、日本人の働き手が欲しい状況だった。
ベトナム語や英語が話せなくても、日本人相手の仕事が数は少ないがあり、本気で働く意思さえあれば働けるとのことだった。

そんな話があるのかと半信半疑だったが転職セミナーに参加したら、あながち嘘でもなさそうだった。

当時は本当に仕事がなかった。
当たり前だが、自分のような正社員の経験がない20代後半に、まともな仕事はなかった。

無理してブラック企業に入っても、これまでの遅れを取り戻せる訳がない。
どうせ一から苦労するなら他の人がやらないような場所でやった方がいい。

そんなことを思ってベトナムで働こうと思った。
当時は中国の大連でコールセンターだったか、国内で働き口のない日本人が出稼ぎに行くケースが少なくなかったと記憶している。

馬鹿が馬鹿をみる典型。
馬鹿は努力を重ねて一歩ずつ前進すべきなのに、一発逆転を考えてしまう。

そんな訳で2週間ほどベトナムに行った。

が、数日で考えを改め、日本で頑張ることにした。

こんな国にいたくない。
とても働けるような国ではない。
と痛感した。

ベトナムで感じたことを数回に分けて書いてみたいと思う。

あくまで2010年の頃の話。
時期は8月下旬から9月上旬。

今とは違うところが多々あるかと思う。

ベトナムと言えば、バイク大国。
とにかくバイクが多い。

都市部ではバイクが主な移動手段。
自動車よりも安価なので利用者が多く、交通渋滞が酷い。

排気ガスが酷いのでマスクをしている人が多い。
歩いていても空気が汚いのを感じる。

で、歩いていて思うのが、うるさい。
クラクションが鳴りまくっている。

ベトナムでは道を譲るという概念がない。
皆が皆、隙間を探して進んでいく。
その時に「進みますよ」という合図でクラクションを鳴らす。
それも何回も。

一回割り込むのに何度も鳴らし、少ししたらまたクラクションを何度も鳴らして割り込んで、と進んでいく。

歩道を走るのも結構見かける。

信号はあまりない。
歩道橋もない。
横断したいときはこの中を歩いて突っ切るしかない。

歩くだけで汗の出る暑さにクラクションの音で、かなりストレスを感じる。
数日滞在しているうちに、段々腹が立ってきて、平気でバイクや車が走るなか横断するようになる。

ホーチミンはベトナムで一番人口の多い都市。
首都はハノイ。

都市というのもありソ連の国旗?やベトナムの国旗を目にする。
国家体制はベトナム共産党による一党独裁体制下にある社会主義共和国。

友人の運転するバイクの後部座席にて。
友人はベトナムで働くことになった時に「明日からバイクで通勤して」と言われたらしい。

夜も混雑。

車と車の間を割り込んで行く。
正気とは思えない。

割り込ませろと言わんばかりにバスの車体を手で叩いて怒鳴るのを、何回か目にした。

夜スーパーに買い物に行くにもこの中を歩かねばならない。
よく後ろから足を引かれなかったものだと、今では思う。

友人いわく交通事故は非常に多いとのこと。

ホンダのバイクが人気で中でもカブが人気らしいが、みんながみんなカブに乗っている訳ではない。

荷物を運ぶバイクをよく見る。

前輪を改造したバイクが特に印象的。

交通手段としてバスもある

自転車も

学校の校門。
学校の送り迎えも親の運転するバイクで。

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