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断酒して1ヵ月~100日間までに起きたこと

断酒記
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お酒を止めてから100日が経った。

断酒してから3週間は心身ともに快調だったが、その後は予想に反して、気持ちの晴れない日が多かった。

断酒により健康になり、時間が増え、お金も増え、間違いなく生活は向上しているのに、今一つ気持ちは充実していない。

そんな日々が続いたが、それにはきちんとした理由があった。

今回は断酒して3週間経ってから100日目を迎えた現在までに起きた変化について、書いてみたいと思う。

気持ちの変化

毎日がハッピーではない

ある程度予想はしていたが、断酒したら「毎日がハッピー」にはならない。

よく断酒の体験談で「お酒を止めると毎日がハッピーになる」とあるが、自分はそうならなかった。

お酒を飲もうがやめようが、嫌なことは起きるし、仕事をすれば疲れる。

断酒したから仕事が楽になる訳でも、人間関係が激変する訳でもなく、自分の外の世界はいつもと同じように動いている。

断酒すると、お酒をやめたことが新鮮だから、翌日から快調さを感じる。

だが、それが2日、3日続けば、それが当たり前になり、新鮮味が薄れる。

初めは体が楽でも、そのうちそれが当たり前になり、仕事が忙しくなれば当然疲れを感じるようになる。

なぜそんなことを書くのかというと、断酒したら「毎日がハッピー」になると期待していると、そうではないと分かった時に、断酒を止めてしまう危険があるからだ。

僕自身実際に、過去何度もお酒をやめようとした時に、断酒がつまらないことに気づき、楽しい飲酒に何度も後戻りした。

「お酒を止めたってどうせ嫌な思いをするんなら、飲んでそれを紛らわした方が精神衛生上いいじゃないか」

そう思い、また飲み始めてしまった。

それと、断酒している時は、飲まない自分を褒めたりしない方がいいと思う。

飲まないことが当たり前の生活を目標とし、日常でお酒を意識しないのがベストだと思う。

目の前にたくさんの不安が一気に現れる

断酒が続き新鮮さなくなると、嫌な感情が増えた。

不安になった。

よく「将来の不安を消すためにお酒を飲む」と言うが、断酒すると当然、それらの不安と向き合うことになる。

将来のこと、人生のこと、お金、健康、夢、目標、家族、恋人、友人、職場…

これまでお酒でうやむやにしていたことが目の前に現れる。

それらをどうするのか、一つ一つ自分の中で考え、消化していく必要性に迫られる。

人間、できないものはできないし、不安は尽きない。

将来のことなど分からないし、将来、予想外のことが起きたらその時にできることをするしかない。

だから馬鹿正直に不安をどうにかしようとする必要はないが、断酒すると普段は考えないようにしていた沢山の不安が目の前に現れ、それに面食らい、一時的に大きなストレスを感じることになる。

思っていたよりもつまらない

そして、断酒するとつまらなくなる。

「お酒止めて楽しいの?」

はよく的を得た質問だと思う。

飲酒するとドーパミンが出るから、楽しくなり心地よさを感じるが、禁酒することでそれがなくなり、つまらなくなる。

お酒への依存度が高い人ほど、禁酒した時のつまらなさを感じることになる。

断酒して時間が経てば、脳が自然にドーパミンを出せるようになるというが、100日経ってもまだそれは実感できない。

僕の場合、断酒の目的はYouTubeの動画作成に集中することだったが、やりたいことに時間をかけられるようになっても、それほど充実感や喜びは感じられなかった。

予想していたが、人間、いきなり集中力が増えるものではない。

断酒したからといって、自分のやりたいことにずっと没頭できる訳ではなかった。

ストレスが増え、苛々する

断酒するとそうした状況になるため、ストレスが増えた。

加えて、自分は人と話す時にお酒の力を借りていたから、お酒に頼らず話さなくてはならなくなり、それがストレスだった。

恥ずかしい話だが、恋人と話すときでさえ、酔っていないとうまく話せないことがあり、自己嫌悪に陥ることもあった。

「断酒しているのだから、良い方向に向かっているはずだ」

そう言い聞かせていたが、ある日、些細なことで感情が爆発した。

溜まっていた苛々が、一気に噴き出したのだ。

そのとき初めて、断酒によって不安やストレスをため込んでいたことに気づいた。

改善策①大切なのは向かい合うこと

断酒によって生じた、不安、退屈さ、ストレス、苛々。

これらには、1〜2カ月ほどで自然と慣れていった。

一時的なものだった。

考えてみれば、お酒を飲まない人は、もともとこうした感情と向き合いながら生活している。

自分にもできるはずで、実際にできた。

不安が一気に現れたときは戸惑ったが、一つひとつ丁寧に向き合えば、気持ちは落ち着いていく。

どうにもならないことは、どうにもならない。

起きてもいない未来を、過度に心配する必要もない。

不安は努力のエネルギーに変えればいいし、ストレスも成長の材料だと捉えれば、味方になる。

断酒すると、思考は飲酒していた頃よりも確実にクリアになる。

その状態で向き合えば、問題は思ったほど大きく感じなくなった。

改善策②掃除と運動

気分が沈んだとき、最も即効性があったのが、掃除と運動だった。

効果は知っていたはずなのに、断酒して3カ月近く経つまで、実践していなかった。

実際にやってみると、驚くほど気持ちが前向きになった。

断酒によって、お金と時間は確実に増える。

だからこそ、掃除でも運動でも、何か気になっていたことを始めてみるといいと思う。

体の変化

体が軽くなる

体調や生活の変化についても簡単に書いておきたいと思う。

体調の変化では、当然だが、お酒を止めることで体調がよくなる。

これは体験談で言われている通りだった。

繰り返しになるが、断酒しても体調が急激に良くなったとは実感しない。

けれども、仕事が急に忙しくなった時に、ふと体がさほど辛くないことに気づいた。

体が疲れているのに、二日酔いの時よりも楽で、全然動けるのだ。

二日酔いで体が重かった頃を思い返すと、仕事が忙しくても全然ましなことに気づいた。

肝臓が回復する

体調が良くなっているのは数字上にも表れた。

健康診断で肝機能が回復していた。

肝臓の健康状態を表すγーGTPが44だった(基準値は0-79)。

1年前は120くらいだったから、大分良くなった。

肝機能が良くなったからか、よく眠れるようになった。

免疫力が上がり、細胞が活性化し、睡眠を必要としているのかもしれない。

アルコールは睡眠によくないと言うが、断酒したことで睡眠の質も上がっていると思う。

体重は減らない

お酒をやめると痩せると、よく言うが、残念ながら自分の場合は体重は変わらなかった。

断酒3カ月経っても痩せなかった。

口が寂しくなってついついお菓子を食べてしまったからだ。

以前禁煙した時もそうだったが、今まで楽しみにしていたことが無くなると口が寂しくなり、それを埋めるためにお菓子を食べてしまった。

ついでに、断酒によって食生活が変わった。

酒のつまみに食べなくなり、興味がなくなった。

刺身、ピザ、生ハム、チーズ、ウインナー、かわきもの、など食べなくなった。

生活の変化

体や気持ちの面での断酒によるメリットは、実感するまで時間がかかったが、お金が貯まるというメリットは直ぐに実感できた。

それまでお酒に使っていたお金が毎月浮くようになり、日常が楽しくなった。

ランニングシューズを買いランキングを始めたり、本を買ったりし、満足感が得られた。

終わりに

断酒して最初の3週間は好調だったが、その後は苛々や不安が増え、正直かなりきつかった。

特に、断酒4週間目から100日目あたりまでが、自分にとって一番しんどい時期だった。

ただ、酒を飲んでいない状態の頭で、ネガティブな感情と冷静に向き合うことで、少しずつ気持ちは安定していった。

問題は、酒を飲まないことそのものではなく、それまで酒で誤魔化してきた感情だったのだと思う。

なお、不思議なことに、この100日間、強い飲酒欲求はほとんどなかった。

酒に対して、依然としてネガティブなイメージを持ち続けていたからだ。

この先も、無理に「楽しい断酒」を目指すつもりはない。

ただ、飲まないことが当たり前の生活を、淡々と続けていきたい。


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