人生の棚卸 一人合宿のすすめ

一人合宿
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皆さんは、一人合宿というものをご存知でしょうか。
ネットで検索してみると、説明している記事や実際に体験した感想などが色々と出てくるので、それなりに知られているのではないでしょうか。

僕自身、一人合宿をすることがたまにあり、そのメリットを常日頃から感じています。
今回は自身の体験から、一人合宿の魅力を書いてみたいと思います。
一人合宿とはどんなものなのか、何のためにやるのか、どんなものがあるのか、説明していきます。

一人合宿とは

一人合宿とは、簡単にいうと、仕事や家族、人生のことを考えたり振り返ったりする時間をつくることです。
ビル・ゲイツが「考える週」を1年に2回設け、一人で山に籠って、本を読んだり考え事をしたりしていることはよく知られていますが、そうしたものです。

一人合宿は、普段とは違う場所、静かな場所、リラックスできる場所、一人で熟考できる場所と、そういった環境に身を置き、自分と向き合ったり仕事や学習に集中して取り組むことです。

2018年山梨県早川町の赤沢宿・大阪屋にて

目的は様々

一人合宿をする目的は、その人によって様々です。
集中して勉強をするために泊まる人もいるでしょうし、本やブログ、サイトの記事などの執筆活動をする人もいるでしょう。
学習計画を練ったり、記事のアイデアを捻出したりすることを目的とする人もいるでしょう。

仕事なら、任されたプロジェクトについて掘り下げたり事業計画を練ったり、アイデアを出したり覚えた業務を復習したりと、人によって目的は様々かと思います。

また、自分の人生について考える人もいるでしょう。
将来の計画を練ったり、自分のやりたいことを探したり、自分の性格や強み・弱みを把握したり、過去を振り返ったりと、人生の棚卸しをするために泊まる人もそれなりにいると思います。
あるいは人生に疲れたり迷った時にこれからどうするのか考える人も。
恋人や家族との関係を考える人も。

一人合宿は『人生の棚卸し』とか『開発合宿』とか『内観合宿』とかいわれることがあります。

2018年山梨県早川町の赤沢宿・大阪屋にて

一人合宿のメリット

捗る

一人合宿には様々なメリットがあります。
考え事をするなら、いろいろな視点で深く考えることができますし、前向きに考える事ができます。
アイデアも沢山出てきますし、作業や勉強も捗ります。
僕自身の経験からも、時間とお金をかけてやるだけの価値は十分あります。

いろいろと捗る理由は、日常から離れた場所に身を置くからです。
普段とは違う場所にいることで新鮮さがあり、頭が適度に緊張しクリアになります。
大抵は仕事の休みの日に一人合宿をすると思いますが、休日ということもあり旅行のようなリラックスした状態なので、頭の中がいい状態なのです。

自然の中にある宿や温泉のある宿泊施設、シックでスタイリッシュな部屋、はたまた宿坊などの神聖な雰囲気のある場所と、そうした場所に泊まると気分が良くなるので、考え事がよくできますし作業が捗ります。

充実感が得られ前向きになれる

頭の中が整理されるので清々しくなりますし、いろいろと考えたり、発見をしたり、いいアイデアが浮かんできたり、作業が捗ったりと、充実感もあります。
そして何よりも前向きになれます。
「普段の日常生活に戻ったら決めたことを実行しよう」とやる気が出ますし、やることがはっきりしているので迷いがなくスムーズに取り組めます。

新鮮な気分になる、充足感・満足感が得られる、やる気が出る、前向きになれる、などなど。そういったメリットがあるので、精神的にもかなり健康だと思います。

自分のことが分かる

何かしら自分のことが分かるのも、一人合宿のメリットです。
自分の人生や将来のこと、性格や強み・弱みなど、自分について考える時はもちろんですが、そうでなくとも自分のいろいろなことが分かります。
一人で過ごすので、無意識に自分について考えているのでしょう。
自分は意外と長時間集中できるんだな、あれこれ考えるのが好きなんだな、こういう考え方もできるんだな、と自分についての発見もあります。

また、過去に書いた日記や普段書き留めているメモを読み返すのおすすめですが、そうすることで自分のことがより客観的に分かります。
自分の弱い所が分かればそれをどう変えればいいのか意識できますし、強みが分かればそれを元に他のことに挑戦することもできます。

静養できる

そして何と言っても、体を休ませることができるのが、一人合宿の一番のメリットです。
静かに過ごしてお風呂に入ってたっぷりと睡眠を取れば、日頃の疲れが取れ翌日は頭も体も軽くいい状態になります。

個人的にはこれが一人合宿の一番のメリットだと思います。
僕自身、旅と一人合宿をセットですることが多いのですが、旅先では起きていないと何だか勿体なくて、あまり寝ないことが多いです。

目新しいものやいい景色を写真に撮りたいので、夜は散歩に出かけたり朝は日の出を見に行ったりと歩き回ってしまいます。
これではあまり体は休めないのですが、ホテルや温泉地で一人合宿をするとなると、体を十分に休ませることができます。

実際に体を休ませると、翌日気持ちいいほど体が軽くなり気持ちも明るく前向きになります。
せめて1ヶ月に1回は体を休ませたいと思えるほど、気持ちのいいものです。

それに、静養を目的としていれば、たとえ予定していた考え事や作業が思うように進まなくても、体を休ませるという目的は達成したことになります。
ただ湯船に浸かって十分な睡眠を取り、のんびりと静かに過ごしているだけで、最低限やるべきタスクはクリアしたことになるので、余計な気負いやプレッシャーがなく、リラックスして考え事や作業に取り組めます。

あくまで個人の意見ですが、自分の体験から一人合宿にはこういったメリットを感じています。

2018年山梨県早川町の赤沢宿・大阪屋にて

いろいろな一人合宿

先ほど書いたように、一人合宿の目的は人それぞれです。
僕のように旅とセットでする人もいるのでしょうかが、ネットで調べてみると、考え事や作業とはまた違った、ある一つの目的のためだけに行う人もいるようです。

読書合宿

一つは、読書合宿です。
読書のできるホテルなんてものが各地にあるもので、東京ではBOOK AND BED TOKYOというホテルがあります。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトのプランもあるようで、結構融通が利きそうです。
時間を気にせず思う存分本を読み、本を読みながら寝落ちするなんてのも、読書好きにはたまらないのでしょう。

寝合宿

もう一つは、寝合宿というものです。
熟睡に特化した寝るためのホテルなんてものもあります。
東京ではレムというホテルが知られているようです。
枕やベッド、布団はもちろん、照明や空調、シャワーやアメニティにこだわっているようです。
体は一番大切な資本です。疲れが溜まっているなと思った時や、死ぬほど熟睡したいと思った時にはお金と時間をかけて泊まるのもいいのでしょう。

断食合宿

そして最後に、断食合宿なんてものもあります。
断食合宿といえば、お寺の宿坊や断食道場、ファスティング体験など、複数の人でやるイメージですが、一人でやるのもアリかと思います。
交通の便の悪い宿坊に行ったり、高い料金を払って参加しなくても、一人ならビジホでもできます。

都会の喧騒から離れた静かで自然の豊かな宿なら捗りそうですし、湯治場なら体にいい、少量の食事を出してくれる宿もあります。強制的に食べないようにしたいのであれば、コンビニのない田舎の宿に素泊まりすれば、何も食べずに胃腸を休ませることができます。

1日くらいの適度な断食なら、胃や腸を休ませるという意味では有意義です。
適度な空腹は体が軽くなり、頭がクリアになるので、健康のためにはおすすめです。

最後に

以上、一人合宿について書いてみました。
最後の断食合宿は、一人合宿から少し離れてしまいましたが、いろいろな合宿があるということで…。

いずれにしても、一人合宿をするといつもとは違う体験ができ、新しい発見があります。
有意義な休日、充実した時間を過ごせるので、気持ちが前向きになれます。
そして静養することで体も健康になります。

心身ともに健康なことが、一番大事です。
お金と時間をかけるだけの価値はきっとあるはずです。
皆さんも興味があったら、是非とも自分なりの一人合宿をしてみてください。

僕自身が体験した一人合宿の記事も書いていますので、よろしければ是非ご覧ください↓

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