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【春の18きっぷ】久遠寺のしだれ桜と浅間大社の桜と富士宮焼きそば、を楽しむ旅【山梨県・静岡県】

山梨県
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この記事は2012年の時のものです(現在ブログの引越中です)。
新しい記事を投稿次第、当時の投稿日(2012.04.07)に移動します。

勢いで買った青春18きっぷ。
無性に旅がしたくなって、後先考えずに買った。

は、いいものの、考えてもみれば、5回も旅をしたい場所など、ない。

きっぷはあと2回残っている。
彼女に付き合ってもらい、二人分で2回分、切符を使い、消化することにした。

どこに行こうか。
地図を見ながら悩んでいると、山梨の西部に、身延線という路線がある。
旅ブログを読んでみると、自分には全く無縁の場所。
この先、訪れることもなさそうな土地だ。

1回くらい、行ってみよう。
そう思い、旅をしてみることにした。

5:43高尾駅発 8:42身延駅着

9:00久遠寺

12:00身延駅発 13:03富士宮駅着

13:25浅間大社

14:22富士宮駅発 17:49新宿駅着

高尾駅から身延駅へ

6時前の電車で高尾駅を出発。
中央本線に1時間半ほど乗り、甲府駅に行く。
それから、甲府駅で身延線に乗り換え、さらに約1時間半乗り、身延駅へ行く。

車窓には、山梨らしい景色が。

身延線はワンマンカー

乗る時はボタンを押してドアを開け、整理券を取る。
18きっぷを使っているため、整理券は必要ないが、すごく気になる。

整理券のある電車に乗ったことなど、これまでない。

甲府から離れるにつれ、住宅が無くなり畑が広がる。

下部温泉駅

この時の旅のおかげで、下部温泉の存在を知る。
ブログを書く時に調べて、冷泉が有名だと知った。そして、数年後に行った。

隣の駅は、波高島駅(はだかじまえき)。
元々は「畑ヶ島」と表記する土地だったが、富士川の波が高いことから、波高島となったのだそう。

暴れ川で知られる富士川。
水流が激しく、度々氾濫するため、水田耕作ができず、畑作をしていたのだそうだ。
「島」は、一般に地域を指すこともあり、川の近くにある集落を意味することもある、とのこと。

8時半過ぎに身延駅に到着。

3月17日全線開通とあるが、これは、昨年9月の台風で、盛土が崩壊し身延‐内船が通行できなくなったらしい。
それを、半年かけて復旧し、作業が完了したことを意味しているようだ。

身延山久遠寺

身延駅からバスに乗って、久遠寺に向かう。
乗車時間は12分。

参道

この辺りは、干し椎茸湯葉が名産として知られている。
身延山には、東谷、西谷、中谷の3つの谷があり、31の坊(お坊さんが住むところ)が点在。
その中の約20の坊が宿坊で、全国から来る参拝者を迎え入れている。
この辺りは中谷エリアになる。

ここから、久遠寺へ参拝。
久遠寺について、簡単に説明すると、以下のようになる。

身延山久遠寺は、日蓮宗の総本山
年間約100万人の参拝者が訪れ、そのうち、観光客は約40万人、信者は約60万人といわれている。

久遠寺は、日蓮聖人が晩年を過ごし、法華経を読み、弟子たちを導いた場所。
日蓮にとっての晩年の拠点であり、日蓮宗にとっては、教えの中心が形になった場所。

現在も、日蓮を慕う人々が参拝に訪れる、日蓮宗にとって最も大切な聖地の一つ。

日蓮は、鎌倉幕府への諫言が受け入れられなかった後、信者である南部実長の招きで、1274年に身延山へ入る。
そしてこの地で、足かけ9年にわたり法華経を読み、弟子を教えた。

三門

京都の知恩院、南禅寺とならぶ、日本三大三門の一つ。
高さが21mあるらしい。
迫力がある。

三門は、人間の一番の煩悩である欲望・怒り・愚かさから抜け出すことを表している。
空・無想・無願を表し、門をくぐることで、悟りを開く。
そうしたことを表しているとも言われている。

寺院には普通、「○○山」という山号がある。
だから「山門」と表記するが、3つの煩悩からの解脱の願いが強く込められている場所は、「三門」とすることがあるらしい。

参道の杉の木も立派

昔ながらの石畳だろうか。
隙間が大きく、歩いていると躓く。

本堂の前にあるのが、悟りへの石段。
287段の石段が続く。

女坂・男坂の迂回路もある。

1段1段の石が高く、急な階段。
この石段は、正しくは「菩提梯(ぼだいてい)」というらしい。

「菩提」は煩悩を断ち切って涅槃(悟りの境地)に達すること、「梯」は「はしご」という意味。
三門を経てここを登れば、悟りの境地に達することを表しているようだ。

のぼっては休み、休んではまたのぼる。
その繰り返し。

上から見ると

下りは危険なので、女坂や男坂での迂回路がおすすめ。

階段を上ると正面に本堂が見える。

大本堂は970坪の広さがあり、朝のお勤めや年中行事の大法要などが行われている。
本堂の天井に描かれている、墨龍も有名。

そして久遠寺といえば、しだれ桜が有名。

樹齢400年を超えるのだそう。

しだれ桜を観た後は、ロープウェイで奥の院に向かう。

ロープウェイに乗り、7分ほどで、山頂のある奥の院駅に到着。

山頂からの景色が綺麗

左上には富士山が見える。

ここに住んでいる人は、どんな暮らしをしているんだろう。
旅をすると、そんなことを、よく思う。

奥の院 思親閣(ししんかく)に向かう。

境内には、日蓮聖人が植えたといわれている、4本の杉がある。
母、父、恩師、立正安国への思いが込められている、のだそう。

奥の院 思親閣本堂。

本堂の裏の方だったか、杉並木を歩くと展望台があった。

山頂にあるレストランで食事を。

ゆば丼

竹炭を練ったそば

身延町は、湯葉と干し椎茸が名産品とされているが、竹炭も町の特産品として知られてるらしい。
町内の定年退職者が集まり、土窯を造り、町に自生する竹を焼いて、生産しているようだ。
身延駅から歩いて15分ほどの所には、身延竹炭企業組合という販売店がある。

富士山本宮浅間大社と富士宮やきそば

久遠寺を参拝した後は、身延駅に戻り、富士宮駅に向かう。

時折車窓から茶畑が見え、静岡らしくなってくる。

1時間ほど電車に乗り、富士宮駅に到着。

この辺は湧水の豊かな土地らしい。

富士山本宮浅間大社

ここも桜が綺麗

富士山本宮浅間大社に到着。

富士山本体をご神体とする神社で、全国の浅間神社の総本社

神田川ふれあい広場。
桜の花が浮かび、雰囲気がある。

お宮横丁

浅間大社を参拝した後は、お宮横丁に向かう。

お目当ては、ご当地グルメで知られる、富士宮やきそば
しかし、土曜の昼間は席が空いていない。
食べる比べをしたかったが、断念。

お宮横丁には、静岡おでんや餃子のお店もある。
お土産で、御くじ餅(みくじもち)という和菓子が人気らしい。

仕方なく、富士宮駅構内にある麺’sステーションで食べてみた。
改札の向かいにある。
※2014年(平成26年)に閉店

富士宮やきそば
製麺過程で、麺を蒸した後に急速に冷やし、油で表面をコーティングするのが、特徴。
そのため他の麺に比べて水分が少なくなり、独特の太さとコシがある
味は店ごとに違うが、大体、さっぱり系のウスターソースで味付けして、イワシの削り粉をかける。

期待していなかったが。コシがあり、イワシの削り粉が利いて美味しい。
値段は確か、400円もしなかった。
シンプルだが、美味しかった。
お土産用の冷蔵の富士宮やきそばも売っていた。

その後は、富士駅へ行き、そこから東海道本線で新宿に帰る。
これにて、春の青春18きっぷの旅が終わる。

大した下調べもせずに突発的に出かけたが、毎回、充実した。
知らない土地に行き、その土地の名所を歩き、ご当地のものを食べる。
普段の生活では体験できない時間が、そこにはあり、気持ちがリフレッシュした。

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