【断酒記】もう二度と戻りたくない酒を飲んでいた頃の生活①普段編

断酒記
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酒を飲んでいた頃は、仕事が終わると、酒のことだけで一日が終わっていました。
仕事が終われば、今晩は何飲み、何を食べようか考え、それを買い、帰ったら酒を飲んでYouTubeを観て1日が終わっていました。

朝起きれば体が怠く、酒を飲んだことを後悔し、重い体で出社し、適当に働き、仕事が終われば酒を飲んで寝る、とそんな生活の繰り返しでした。

酒をやめてから、そんな生活がいかにバカげたことか痛感しました。
今回はそんな過去の生活を書いてみたいと思います。
断酒中やこれから断酒を考えている人の参考になればと思います。

1日の始まりは気怠さと罪悪感と後悔で

アラームが鳴り、仕事に行きたくないと思いながら体を起こします。
重い体を引きずり洗面所に行き、鏡を見ながら
酒を飲んだ罪悪感や後悔、酒を止められない自分への落胆が頭の中に広がります。
自分に対して嫌悪感を抱き、負の感情とともに1日が始まります。

昼は倦怠感とともに過ごす

身支度を終えても体の怠さはなくならず、椅子に座ってぎりぎりまでぼうっとします。
電車の時間になり重い腰を起こして家を出て、重い足取りで駅に向かい、電車に揺られ職場に向かいます。

仕事が楽しいなら毎朝怠くなるほど酒を飲む訳もなく、嫌々ながら働いているものの、それを根本的に変えるようとせず、毎日毎日、同じことを繰り返します。

仕事のパフォーマンスは当然低く、でもその方が仕事が楽で、どうせ効率よくやっても仕事が増えるだけだと改善せず、毎日が消化試合です。

夕方から元気になる

夕方になると、ようやく酒も抜けて体が楽になります。
あと数時間で仕事が終わると思うと元気になり、定時で早く帰れるようにテキパキと働きます。
1日のうち、ちゃんと仕事をしていると言えるのは夕方の数時間だけです。

そして作業の合間に、今晩は何を飲もうか、と考えます。
ついさっきまで、
もう酒は勘弁だ、体が怠いのはうんざりだ、酒なんか飲まないで将来のことを考えないといけない、将来に向けてやるべきことをしないといけない、
なんてことを考えていたのに、それも束の間、今夜の晩酌を真剣に考えます。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、体の調子がよくなればまた酒を飲むのです。

終業後は買物難民に

仕事が終わるとさっさと職場を出て、さっさと家に帰ろうと颯爽と歩き駅に向かいます。
電車に乗り遅れないように。

スーパーに寄り、お目当てのつまみを探し、半額の惣菜を買い、
安売りの総菜や食べたいものが見つからなかったり決まらなかったら、スーパーを転々とします。
コンビニを覗くこともあり、無駄に歩き、家に帰るのが普段より1時間近く遅くなることもあります。

飲んで疲れや不安や苛立ちを紛らわす

そしてシャワーを浴びるととりあえずビールを空けて、晩酌を始めます。
職場で苛々したり疲れが酷い時は、駅から家に歩いている間に一本空けます。

美味しいのは最初の一杯、罪悪感を感じるのは最初の一杯。
飲んでいるうちに気にならなくなり、疲れも苛々も不安も紛れて、飲んでは食べてを繰り返します。
翌日になれば大して覚えていないような動画をYouTubeで観ながら、満腹になるまで飲んで食べて、そして寝る時間になり、仕方なく寝ます。

何も創り出さず、何も解決せず、1日が終わります。
そして翌日起きれば、また罪悪感や嫌悪感を覚え、嫌な1日が始まるのです。

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