歴史小話 【小話】戦後の食糧難と寄生虫、人糞肥料、肥溜め 平安時代のことを調べていたら古代の人たちがいかに「虫」による病気に苦しめられてきたか知った。蚊に刺されると高熱が出て命を落とすマラリア、ダニに刺されると高熱で死んでしまうツツガムシ病、住血吸虫に感染すると腹が膨れて死んでしまう地方病、線虫が... 2021.12.10 2024.03.25 歴史小話
病気・医学の本 【本のレビュー】小林照幸『フィラリア』 精神的苦痛を伴う不治の風土病の根絶に立ち向かう医師たちの記録 戦後根絶されたフィラリアという病気は、現在では犬が罹る病気として知られている。「フィラリア」とネットで検索しても犬の病気としてしか出てこず、かつて人間を苦しめたことは今では過去のものとなっている。しかし、「象皮病」と検索してみると、衝撃的な... 2021.12.07 2024.03.28 沖縄県病気・医学の本
旅エッセイ 【旅エッセイ】山梨県の地方病と果樹園 旅をするようになってから、山梨県が好きになった。東京からのアクセスがよく、日帰りでもちょっとした旅行気分を味わえるし、大好きなぬる湯があり、フルーツやワイン、ほうとうや馬刺しなどの郷土料理も楽しめる。そんな山梨県に興味をもち始めた数年前、春... 2021.11.30 2024.03.13 山梨県旅エッセイ
病気・医学の本 【本のレビュー】林正高『寄生虫との百年戦争』フィリピンで長年シスト(日本住血吸虫症)絶滅のために活動する医師の物語 かつて、戦後まで山梨の人たちを苦しめてきた地方病について調べたら、フィリピンで活動する林正高医師を知った。ODAで12年フィリピンでシスト(日本住血吸虫症・地方病のこと。本ではシストとしているため、以下シストと記す)患者の治療に当たり、その... 2021.11.26 2024.03.28 病気・医学の本
病気・医学の本 【本のレビュー】小林照幸『死の貝』世界で唯一日本住血吸虫症を克服した先人達の胸が熱くなる物語 日本にはかつて、水田に入ると足がかぶれて熱が出て死んでしまう病気があった。顔色が黄色くなり手足は瘦せ衰え、腹ばかりが膨れて太鼓のようになり、歩けなくなり死んでしまう病気で、山梨・広島・福岡・佐賀の4県の一部の地域でみられた。山梨は甲府盆地の... 2021.11.23 2024.03.28 病気・医学の本
歴史小話 【小話】水田に入ると発症し死に至る恐ろしい病気 日本住血吸虫症 かつて日本の一部の地域では、水田に入ると足がかぶれて熱を出し、手足は衰え歩けなくなり、腹だけが膨れて死んでいく日本住血吸虫症という病気があった。以前記事にしたツツガムシ病もそうだが、農作業で命を落とすという、現代では考えられないことが戦前の... 2021.11.19 2024.03.13 歴史小話
秋田県 【本のレビュー】小林照幸『死の虫』北里柴三郎やベルツでさえも解明できなかった病気に命を懸けて挑んだ医師たちの物語 日本の米どころ新潟・秋田・山形の3県の河川の流域には、かつてツツガムシ病という恐ろしい病気があった。毎年夏になると河川の近くに住む村人たちが原因不明の病気にかかり、高熱が出て相次いで死んでしまうものだ。明治時代の新潟のある村では、ひと夏で3... 2021.11.16 2024.03.28 山形県新潟県病気・医学の本秋田県
一人合宿 旅のできないコロナ禍に一人合宿をやってみて感じたこと 2021年6月にビジネスホテルで一人合宿をしました(一人合宿についてはこちら)。普段は旅とセットでするのですが、今年はコロナで旅を自粛しているので旅は抜きにしてビジホで一人合宿をすることにしました。失敗もあり当初の予定よりも捗りませんでした... 2021.06.27 2024.03.11 一人合宿
一人合宿 【一人合宿】ケチって一人合宿をしたら、あまり効果がなかった話 先日、ビジネスホテルで一人合宿をしたので、その感想を書いてみたいと思います。一人合宿の魅力に惹かれてから定期的にするようになりましたが、僕の場合、普段は一人旅が一人合宿になっています。家から離れた自然の豊かな場所に行き、誰にも邪魔されること... 2018.11.16 2025.05.31 一人合宿
一人合宿 人生の棚卸 一人合宿のすすめ 皆さんは、一人合宿というものをご存知でしょうか。ネットで検索してみると、説明している記事や実際に体験した感想などが色々と出てくるので、それなりに知られているのではないでしょうか。僕自身、一人合宿をすることがたまにあり、そのメリットを常日頃か... 2018.09.10 2025.05.31 一人合宿